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走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

西吾妻山の登山レビュー!グランデコスノーリゾートからリフトを使わず登ってきました!

夏真っ盛りとなり、ついに本格的な夏山シーズンに突入しましたね!皆様はもうどこかの夏山にアタックしましたでしょうか?

 

私は、日本百名山のひとつである西吾妻山に登ってきました!

 

東北の百名山だと安達太良山や磐梯山などは登ってきましたが、西吾妻山はアクセスが少し難しく未経験だったため、ずっと行きたいと思っていたのですが、ついに登ることができました!

 

今回の登山は、金曜日の夜に横浜を出発して土曜日に登山、その日のうちに横浜に帰る1泊2日の登山工程です。

 

この記事では、西吾妻山の概要、アクセス方法、私が登ったルート、コースタイムなどを解説したいと思います。

 

西吾妻山へ登りたいと考えている方々の参考になれば嬉しいです。さあ、西吾妻山の頂を目指す素敵な冒険の世界へ、一緒に旅立ちましょう!

 

それではレビュースタートです!

 

 

 

西吾妻山とは

まずは西吾妻山(にしあずまやま)について簡単に紹介します。

西吾妻山の基本情報

西吾妻山は、山形県と福島県の県境に位置する火山で、磐梯朝日国立公園の中にあります。

 

西吾妻山は、吾妻連峰を構成する山の一つで、標高は連峰最高の2,035mとなります。

 

山頂には三角点がなく、また山頂は樹林帯であるため眺望はよくありません。そのため山頂からの絶景は楽しめないのですが、稜線上に点在する湿原では夏にはキンコウカやワタスゲ、イワイチョウなどの湿生植物が咲き誇りとても見事な光景が広がっています。

 

また、古くから信仰の対象の山となっており、山頂北側の天狗岩には吾妻明神の吾妻神社が祀られ、修験道の山とされてきました。

 

 

 

西吾妻山の登山

ここからは登山のレビューです。金曜日の夜に横浜を出発して土曜日に登山、その日のうちに横浜に帰る1泊2日の登山工程を解説していきます。

 

横浜から新幹線で郡山へ

まずは金曜日の夜の仕事を定時で切り上げて、新横浜駅から新幹線に乗り、前泊地である郡山を目指しました。

 

新横浜から郡山までの所要時間が約2時間です。けっこうあっという間ですね。

 

夜の8時頃に郡山に到着し、この日は郡山駅から徒歩5分のところにあるビジネスホテルで一泊しました。

 

郡山の名物でも食べようかと思っていたのですが、ホテルのすぐ近くにあったなか卯の親子丼の写真の誘惑に耐え切れず、入店して親子丼大盛を食らってしまいました。

 

旅先でチェーン店に入るのもどうかと思いますが、やはりなか卯は美味しいですね。しっかりとエネルギー補給もできたので、早めに寝て翌日の登山に備えます。

 

郡山から西吾妻山の登山口へ

土曜日の朝、朝3時に起きて活動開始です。

 

登山口までのアクセスは、毎度おなじみのTIMESカーシェアを使うことにしました。

www.mitsuo-runblog.com

 

朝4時に郡山出発予定でカーシェアを予約してあります。

 

登山口はグランデコスノーリゾートです。郡山駅からだと高速も使ってだいたい1時間程度の道のりです。

 

まだあたりも薄暗い中で郡山駅を出発です。久しぶりの運転で車線変更や合流がかなりぎこちなくなってしまいました。運転技術落ちたなあ...

 

そんなこんなで5:20にグランデコスノーリゾートに到着です。

 

注意してほしいのですが、グランデコスノーリゾートの営業開始前に到着するとトイレが使えません!早い時間に到着する場合は、ここに来る前のコンビニや道の駅で用を済ませてくるようにしてください!

 

到着した時の天気はやや曇りでしたがここから晴れることを祈ります!

 

西吾妻山の登山ルート

今回の西吾妻山の登山ルートですが、福島側のグランデコスノーリゾートから、リフトを使わないで山頂を目指すことにしました。

 

リフトの運転開始時間が8:30からなので、そこまで待っていられないというのと、少しでも早く下山したいと思い、ノーリフトルートを選択しました。

 

リフトの山麓駅から林道を歩いて山頂駅まで行き、そこから西大巓(にしだいてん)を経由して西吾妻山山頂を目指すルートです。

 

山頂は展望が無いみたいなので、山頂から少し進んだ天狗岩でご飯を食べて、登ってきた道をピストンで下山していきます。

 

コースタイムの想定は約6時間です。以前東北登山旅をしたときに、山と高原地図に記載されていた磐梯山のコースタイムがかなりシビアだったこともあり、少し余裕を持たせたコースタイム設定にしました。果たして何時くらいに到着できるかな。

 

西吾妻山の道中

5:45にグランデコスノーリゾートの山麓駅を出発です。

 

今回はリフトは使わないので、リフト沿いに伸びている林道をえっちらおっちら登っていきます。途中分岐がいくつかあって悩みますが、基本的には砂利道を辿っていけば大丈夫です。

 

緩やかな林道を1時間ほど進み、6:50に山頂駅に到着しました。ここまでは傾斜もきつくないのでリフトを使わずとも余裕で来れると思います。

 

山麓駅の脇に西吾妻山への登山道の入口があります。ここから本格的な登山の開始です。

 

登山道に入ると、急に傾斜がきつくなり厳しい登山がスタートします。岩もゴロゴロしていて下草も元気に生えていますので、なかなかに登りごたえのある登山道です。

 

少し登ったあとに振り返ると、磐梯山と猪苗代湖が見えますね。磐梯山も素敵な山でした。

 

ここからはしばらく、眺望が全くない登山道が延々と続きます。まだ朝なので気温も高くないですが、お昼過ぎには蒸し風呂になるのではないでしょうか。進むにつれて傾斜も心なしかきつくなっていったので覚悟が必要です。

 

なんとか眺望の無い道を乗り越えて、8:10に西大巓(にしだいてん)に到着しました。トンボがたくさん飛んでいて、ノスタルジーを感じさせる風景ですね。

 

目標の西吾妻山の山頂も見えてきました。ここからは一度下ってから登り返すことになります。

 

谷間の部分は木道があって尾瀬っぽいノスタルジーな雰囲気がありましたね。こういう空間が好きなんです。

 

湿地帯も広がっており、数多くの高原植物が咲いていました。

 

見事に咲く花々に心を躍らせながら最後の登り返しに挑み、8:45に山頂手前の吾妻小屋に到着します。避難小屋みたいで、人はいなかったですね。

 

西吾妻山の山頂、下山

吾妻小屋から少し歩き、9:00に西吾妻山の山頂に到着しました!!登りは約3時間15分かかりましたね。

 

山頂は残念ながら一切眺望がないため、もう少し歩いた先にある天狗岩で休憩をとることにしました。

 

山頂から10分ほど歩き、9:10に天狗岩に到着しました。だだっ広い岩場が広がっていて眺望もいいですね!

 

ここでカレー麺を食べようと思ったのですが、お湯を入れた魔法瓶をホテルに置き忘れてきたことに気づきました....今回はバーナーを持ってきていなかったので、恒例のカレー麺は食べることができませんでした....悔しい....以後気を付けます。。

 

吾妻神社にお参りをして下山を開始します。

 

登りと同じ道をピストンで下っていきます。途中の登り返しがきつい笑。下山を始めた途端にガスってきたので、ギリギリでした。

 

最後はスキーコースを駆け下りていきます。

 

そして12:00にリフトの山麓駅に到着し、無事下山完了しました。いい登山だった!!

 

コースタイム

今回の西吾妻山の山登山のコースタイムはこんな感じでした。自称健脚30代男の1人登山ということを加味して参考にして頂ければと思います。

 

 

下山後の温泉

下山後の温泉

下山後は、郡山駅までの途中にある磐梯熱海温泉に立ち寄ってきました。猫がトレードマークのきらくやの温泉で登山の疲れを癒してきましたよ。極楽極楽。

 

 

今回はダイエット中ということで、暴食はせずに素直に横浜に帰ることにしました。といっても郡山から間違えて仙台方面の新幹線に乗ってしまうという超絶凡ミスをかましましたが笑

 

何はともあれ、19時頃に横浜に帰着し、1泊2日の登山旅行も無事終了です。お疲れさまでした!!

 

 

 

おわりに

今回は、西吾妻山の登山のレビューをしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

東北の山の中で少しだけ知名度が低いと感じる百名山ですが、その山容はとても美しく、尾瀬のようなノスタルジーを感じさせる光景は、ぐっと私の心の中に印象を残してくれました。

 

是非、皆様も西吾妻山に登って同じ景色を堪能していただきたいです。その際にはこの記事が登山の参考になれば幸いです。

 

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!