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走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

ふるさと納税の確定申告の方法・手順を解説します!

ふるさと納税をした場合、寄付先が5自治体までなら、「ワンストップ特例」という制度を利用すれば確定申告が不要です。

 

ただ6自治体以上に寄付した場合は、サラリーマンであっても確定申告をしなければ税金の控除を受けることができなくなってしまいます。

 

そんなことも分かっておらず、調子に乗って6自治体に寄付をしたので、確定申告をする必要が生じてしまいました。

 

確定申告をする機会もめったにないので、備忘もかねて今回やった確定申告の流れを紹介したいと思います。

 

ワンストップ特例を忘れてしまった方や、私のように確定申告が必要になってしまった方は参考にしてください。

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国税庁のサイト上で確定申告書類を作成する。

確定申告というと、

 

「税務署に行って書類をもらって、税理士と相談しながら難しい書類を手書きで作成する」

 

というイメージがあったのですが、私のようにふるさと納税の申告だけの場合は、ネット上で書類を作成する方法があり、そっちの方が簡単みたいだったので、今回はそれでやってみました。

 

まずは以下の国税庁のサイトに入るところからスタートです。


国税庁のサイトから申告書を作成していきます。「作成開始」をクリックします。

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e-Taxはサラリーマンが使うには少々面倒なので、「印刷して書面提出する」を選択します。

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ふるさと納税の場合は、「所得税」を選択します。

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サラリーマンの人は「給与・年金の方」を選択します。

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生年月日を入力します。

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自分の所得の種類を選択します。f:id:mitsuo716:20190224201248p:plain

 

何カ所から給与をもらっているかを選択します。

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年末調整を済ませているかどうかを洗濯します。

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自分がどの項目で控除を受けるのかを選択します。ふるさと納税の場合は「寄付金控除」を選択します。

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自身の「源泉徴収票」を見ながら、「支払金額」、所得控除の額の合計額」、「源泉徴収額」を入力します。

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源泉徴収票の中で該当する項目がある場合は金額を入力する。一つも該当しない場合は、「源泉徴収票の④から⑥欄の全てに記載がない」にチェックを入れます。

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源泉徴収票の一番下に書いてある「支払者の住所と名称」を入力します。ここは自分の住所ではなく会社等の住所になりますね。

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ここまで入力した内容に誤りが無いかを確認します。

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「収入金額」、「入力内容から計算した所得金額」に誤りが無いかを確認します。

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所得控除の該当項目の詳細を入力していきます。

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「入力する」をクリックして進みます。

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寄付した内容を入力していきます。複数の自治体に寄付をした場合は、「別の寄付先を入力する」をクリックして、再度寄付内容を入力していきます。

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寄付金に関する入力内容に誤りが無いかを確認し、次へ進みます。

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控除金額を確認し、問題無さそうなら次へ進みます。

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「政党等寄附金等特別控除」について入力することが無ければ、特に何もせず次に進みます。

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還付金額が表示されるので、問題が無さそうか確認します。

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今まで入力した内容に誤りが無いかを確認して、次に進みます。

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その他の控除の有無についてチェックをつけます。

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住民税等に関する事項を入力します。一番上の項目については「給与・公的年金等に係る所得以外の所得」がある場合のみ選択をします。f:id:mitsuo716:20190224210618p:plain

 

還付金の受け取り方法を選択します。

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還付金を受け取る口座を入力し、次に進みます。

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住所氏名の情報を入力します。

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住所氏名の情報の続き、提出先の税務署の情報を入力します。

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マイナンバーカードの情報を入力します。

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入力した内容を印刷します。

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「終了する」を押して、書類作成は完了です。ここで印刷した書類を持って税務署に行きます

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税務署に持っていく書類を準備する。

税務署に持っていく申告書類を作成できたら、申告に際して必要なその他の添付書類を準備します。ふるさと納税だけなら以下のものだけで大丈夫です。

 

①源泉徴収票(原本)

②本人確認書類(マイナンバーカードの写し)

③ふるさと納税寄付金受領証明書(原本)

 

また提出する以下の点を忘れずにやっておきます。

 

☆印刷した申告書類の『第一表』の名前の右側に押印する。

添付書類台帳に、①源泉徴収票(原本)、②本人確認書類(写し)を貼る

  

ここまで準備できたら税務署に向かいましょう!

 

税務署に申告書類を提出する

 税務署は基本的には平日しか確定申告を受け付けておりません。税務署によっては日曜日にもやっている場合があるので、最寄りの税務署に確認してみましょう。

 

2018年度分の確定申告の期間は、2019年2月15日~2019年3月15日の1か月間です。

 

私は最寄りの神奈川税務署にて書類を提出することにしました。郵送という方法もあるみたいですが、初めての確定申告なので書類の不備がないかも見てもらおうと思い、直接提出することにしました。

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朝の8:30から受付開始です。税務署は混む!というイメージがあったので8:25には到着して列に並びました。

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そこそこ並んでますね。列は「提出のみ人」、「相談・書類作成をする人」の列に分かれておりましたので、「提出のみ」の列に並びました。私の前には20人ほどがいました。

 

8:30になり、列が動き始め税務署の中に入っていきます。書類提出窓口のところには5名ほどの税務署員の方がおり、書類の不備がないかどうか確認してポンポンと受理していきます。ほどなくして私の番となり、作成済みの書類を渡して軽くチェックをしてもらうとあっけなく終了してしまいました。8:35には提出完了です。

 

実際の審査はこの後丁寧にやるようで、窓口でやるのは足りない書類がないかどうかのチェックぐらいのようです。

 

よく「確定申告は激混み」という話を聞きますが、それはどうやら「税務相談・書類作成まで税務署でやる人」の場合のようでしたね。提出だけなら5分で終わりました。

 

ということで確定申告終了です!参考になりましたでしょうか?「確定申告がめんどくさいから、5自治体までに抑えなきゃ。」という人もいるかと思いますが、全然めんどくさくないですよ!!簡単です!!

 

あまり構えずに気楽に税務署に行ってみましょう!!!