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経理に向いている人の特徴5選を紹介!あなたは経理向き?

経理に向いている性格の人ってどんな人?|キャリア・資格 |Manegy[マネジー]

皆様の中で経理での就職を考えている方や、転職で経理部にキャリアチェンジを考えている方はいらっしゃいますでしょうか?

 

経理はよく潰しがきく職業と言われていて、実際に働いていても今首になっても他の会社で働けるだろうという実感はあります。


しかし中にはどうしても経理の仕事が楽しめない人や、この人には経理の仕事を任せたくないタイプの人という存在します。

 

今回は、私が今まで仕事をしてきて感じた経理に向いている人の特徴5選を紹介していきます。

 

 

数字に強い、もしくは数字に抵抗がない

まず一つ目は、数字に強い、もしくは数字に抵抗がないことです。


これは別に数学の成績がいいとか、フラッシュ暗算ができるということではありません。


膨大な数字の羅列を見ただけで、嫌気がさすような人だと経理の仕事は絶対に務まらないんです。数字ととことん向き合うのが経理なんです。


経理は数字ばかりの書類やエクセルファイルを見て、そこから必要な情報を読み取れることが大事になってきます。


情報の読み取りは慣れてくればできるようになりますので、変な先入観を持たずにまずは数字と素直に向き合える人が求められます。


「私、数字アレルギーなんです」、みたいな人は絶対に経理に向いていないからやめておいたほうがいいと思います。

 

逆に数字の集計とか表の作成とかが好きな人にとっては経理部は天職と言えるでしょう!

 

 

 

ルーティーンワークや地味な作業が得意

二つ目は、ルーティーンワークや地味な作業が好きなことです。


経理の仕事というのは、多少のイレギュラーはあるものの、その多くが、月次や年次でやることが決まっている定型業務で占められています。


なので有体に言うと、最初の1年間業務を経験したら、あとはずっとその繰り返しになります。


もちろん経理の業務ってたくさんあるので、徐々にやることが増えていったり、ローテーションで業務を変えたりと、何十年も同じ仕事だけするということはないと思います。

 

また会計基準や税法の改正にも対応する必要があります。


それでも営業みたいに、日々変化があって刺激のある業務というのは経験しづらいです。


なのでルーティーンワークをしっかりこなしたり、物事を順序立てて整理することが好きな人は経理の仕事が向いていると思います。


逆に毎日違うことがしたいとか、刺激のある仕事がしたい人には経理は向いていないかもしれません。


しかし経理で刺激が発生する瞬間ってのは緊急事態になった時なので、 そのような事態にならないように準備しておくことが大事です。

 

納期や時間を大切にできる

三つ目は、事前に業務計画をたてたり、スケジュール通りに業務を遂行することが好きなことです。


要は納期や時間を大切にできることですね。


経理の仕事はルーティーンが多いって言いいましたが、そういう定型業務というのは、期日が予めキチっと固められていることが多いです。


年次月次で何回もやってきている業務なので、期日までに業務を終わらせることが当然という感じで見られます。


周囲の部署は、経理部が納期に間に合わないなんてことはあまり想定していませんしね。


経理の仕事はどちらかというと、会社全体から見て下流のほうの業務に位置していて
他部署の作業が終わってからでないと始められない業務が多数あります。

 

また決算発表という絶対に先延ばしにできない締め日が後ろに存在しているので、繁忙期は想像以上にタイトなスケジュールで仕事をすることになります。


だからこんな状況の中で一人でも納期を重視しない人間がいたら、経理部全体が総崩れになりかねません。


その他にも銀行に入金できる締めの時間や、システム制約上何時までに作業を終える必要があるとか、何時の経営会議に間に合うように資料を作るとか、細かい納期がたくさんあります。


その細かい期日も先延ばしにすることができないものが多いから、経理は常に時間を意識する必要があります。


納期や時間を守るなんて当たり前のことですが、経理はそれをより重視する必要があるといえます。

 

 

細かいところに注意できる

四つ目は、細かいところに注意できることです。


経理はお金を扱う部署である以上、金額の間違いは基本的には許されない部署です。


だから請求書や伝票の確認や、仕訳の起票の時は誤りがないかを入念にチェックしないといけません。


しかしどんな優れた人間でもミスはどうしても発生してしまうものです。

 

なので大事なことは、ダブルチェック、トリプルチェックのルールをきちんと作って
ミスを限りなく少なくする努力をする気持ちがあるかということになってきます。


毎月来ている請求書だから、細かいところも見ずに、流し見だけしてパーっと流してしまうような人は個人的には経理として良くないと思います。

 

もちろん業務の効率化という面から観たら、定型業務で抜くところは抜くのも一理りますが、それでも最善の努力を怠る姿勢というのは、経理としてはどうなのかと思ってしまします。


経理部は最後のストッパーとして、細かさを放棄したらいけないのです。


あと公的な書類の作成は想像以上に細かさが求められます。


例えば決算書を作る際にも、行の始まりが1行ずれていないか、段落がずれていないか
行間がここだけ他と違わないか、フォントが一文字だけ異なっていないか、前のページと透かして見ると、表の大きさが1ミリズレていないか、などなどあげていくとキリがありません。


決算書というのは、言わば会社の成績表なので、何千、何万もの株主や投資家が目を通すことになります。


そんな書類で不格好なミスをすることは、会社の信頼を落とすことに繋がりかねません。


決算書も丁寧に作れない会社は、きっと他のことも杜撰なんだろうと思われても仕方がないのです。


そして何より決算書は経理部の最終完成物です。これに精魂を込められない奴は経理部としては不適格でしょう。

 

 

繊細すぎないこと

そして最後の5つ目ですが、これは4つ目とある意味逆になってしまうのですが、良い意味で繊細すぎないことです。


ある程度の割り切りができる性格じゃないと、経理の仕事は精神的に辛くなります。


経理の仕事はお金を扱う以上、基本的にミスが許されないため、ダブルチェックなどでミスを減らす努力が必要となります。


しかし繊細過ぎる人の場合、一度チェックして大丈夫だと思った書類でも、後になって、やっぱり不安だからもう1回確認しようとか、ちょっとあそこが気になるから最初から作り直そうとかいつまでも前の仕事に気を取られてしまうことになりがちです。


これが行き過ぎると、業務後にも仕事のことが気になったり、休みの日にも書類のことが頭にチラついたりしてしまって心が休まらないなんて事態になりかねません。


なので、自分の中でここまでチェックして精度を追及したから、この書類はもう大丈夫だ
もうこの仕事のことは忘れて他のことを考えよう、というような割り切りが必要になってきます。


過ぎたことはさっさと忘れるという図太さも経理にとっては必要になりますね。


でも繊細なことが悪いわけではありません。むしろ繊細なほうが性格的には経理に向いています。


ただ経理の仕事を長く続けていくためには、繊細さと図太さのバランスが重要になってくるという話です。


なので事前にチェックリストを作ったり、複数人で書類をチェックする体制を作ったりして、個人の繊細さに依存ような仕組みにはしないように準備することが大切といえます。 

 

 

おわりに

他にも経理に向いている人の特徴はたくさんありますが、挙げていくとキリがないので、ここらへんにしておきます。


逆に経理に向いていない人の特徴を上げるとするなら、今回の内容の逆の人を想像してもらえればいいですね。


経理に向いていないのは、数字に抵抗がある人、ルーティーンワークが嫌いな人、納期や時間を守れない人、細かいチェックが苦手な人、繊細過ぎる人、という感じです。


ただ仕事をしていくうちに、経理向きの性格に変わっていくこともあるし、数字の扱いに慣れると、だんだん楽しくなってきて経理の仕事が好きになる人もいます。


なので自分は経理に向いていないと考える人でも、経理の可能性を消す必要はありません。


未経験から経理を考えている人は、まずは簿記3級を勉強してみることをオススメします。


簿記3級の時点で内容についていけなかったり、数字を見るのが嫌だと感じてしまうようだと正直経理としてやっていくのは難しいかもしれません。

 

ただ実際向いてるか向いていないかなんて、ある程度の期間、具体的に言えば1回決算を経験してみて初めて分かるものなので、まずはあまり深く考えずに、経理の仕事に
誠実に取り組んでみてほしいですね! 

 

動画でも解説しているので、興味があったらご覧ください!⤵


www.youtube.com

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!