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気象神社で登山の天気運を祈願!日本で唯一の気象神社の歴史や御朱印・晴守について解説!

こんにちは!ブログ主のみつおです。今年は週末の天気がすこぶる悪く、登山が中止になることが多くて辛いです。。。

 

どちらかというと登山運は良いほうだと思っていたので、今年のように登山が中止になりまくると結構辛いものがありますね。ここ数年の天気運の揺り戻しが来ているような気がします。

 

天気は自分の力ではどうすることもできないですが、せめて気持ちの問題でもいいので自分で何かできることがないかと思い調べてみると、東京の高円寺に気象神社という日本で唯一の気象の神様を祀る神社があるということが分かりました!

 

困ったときには神頼みということで早速行ってみました!

 

ということで今回は気象神社の歴史や御朱印・晴守について解説していきます!!

 

この記事の要点は以下の通りです。


・元は日本軍の作戦成功のための天候祈願のために建立

・祭神は八意思兼命

・場所はJR高円寺駅から歩いて3分

 

 

 

気象神社とは?

気象神社の歴史

気象神社は1944年に高円寺駅の北口側に当時あった旧陸軍気象部の施設内に造営されました。

当時は太平洋戦争の真っただ中であり、軍の戦略をを決めるうえで気象条件は重要な要素の一つでした。

 

もちろん当時の軍でも科学的根拠に基づく予報は行われていましたが、太平洋戦争も厳しい戦況の中、軍の作戦が成功するために天気が的中するようにとの祈りを込めて気象神社が建立されたとのことです。

 

1945年4月13日の空襲で焼失してしまい、再建立したものの戦争は日本の敗戦で終結しました。

 

終戦後にGHQが日本に来て占領政策を進める中で、神道指令の一環で国家神道の廃止の方針が示されました。

 

これにより気象神社も撤去されるはずだったのですが、調査漏れにより気象神社は残されたまま旧陸軍気象部は解散することとなりました。

 

その後、同じく高円寺にあった氷川神社の先々代宮司である山本実氏が気象神社の受け入れを決断し、1948年に例大祭に合わせて遷宮祭を斎行して現在の氷川神社の本殿西側に遷座しました。

 

遷宮55周年記念として2003年に社殿老朽化に伴い再建されて現在に至っています。

 

気象神社の祭神

気象神社の祭神は八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)です。高天原の最高司令官である高皇産霊命(たかみむすびのみこと)の子どもです。

 

「八意(やごころ)」は『様々な立場から考える』を、「兼(かね)」は『兼任』をあらわしており、その名前は『1人で2つ以上のことをこなす』という意味です。

 

つまり八意思兼命は、数多くの人間がもつ思慮分別の知恵を一身に結晶させた知恵の神様ということです。

 

日本神話によると、天照大御神が天の岩戸に隠れて世の中が暗闇になった時、岩戸を開けて天照大御神を外界に戻す知恵を考え出したのが、八意思兼命とされています。岩戸の前でどんちゃん騒ぎしたやつですね。

 

この八意思兼命の機転により、再び世界に「太陽」を取り戻し、世の中を救うことに成功したことから、八意思兼命は「気象の神様」と祀られるようになったとも言われています。

 

気象神社が軍の作戦成功のために作られたとは思いませんでした!天候によって戦争の結果が左右されることもありますしね!そして祭神の八意思兼命が天岩戸伝説の立役者だったんですね!

 

 

現代の気象神社

遷宮後も気象神社はそこまで知名度は高くありませんでしたが、気象予報士の制度が始まると、日本で唯一の気象の神様を祀る神社として、気象予報士を目指す受験生などにその存在が知られるところとなり、合格祈願や快晴祈願などで参拝されるようになりました。

 

そして現代では結婚式を控えたカップルが訪れたり、新海誠監督の映画「天気の子」にも登場したことで注目を浴びて、国内だけでなく海外からも観光客も訪れる人気の神社となったとのこです。

 

そういえば天気の子でも登場してましたね!天気の子ではビルの屋上にありましたけどね。

 

 

気象神社に参拝してきました!

ということで気象神社に参拝してきました!横浜から1時間かけて高円寺に向かいます!

 

高円寺から3分ほど歩いたところに気象神社はあります。

 

入り口には今日の天候を示す電光掲示板がありました。こういうところはさすが気象神社といった感じですね。


こちらが本殿です。この日も数多くの人が参拝に訪れていました。この人たちも様々な思いで好転を祈願しているのでしょうね。大事な日を良い天気で迎えたいと思う気持ちはみんな同じですね!

 

絵馬には参拝客の思い思いの好天への願いが綴られていました。中には私と同じように登山の日が晴れるように願った絵馬もありましたね。

 

参拝後は御朱印とお守りをもらってきました。気象神社の御朱印は書置きのみです。御朱印は氷川神社と気象神社の2種類があり、それぞれ毎月デザインが替わりるとのことです。私は気象神社の御朱印をもらってきました。

 

お守りはいくつか種類があったのですが、晴守というご利益がありそうなものを購入しました!デザインも可愛らしくて素敵ですね!登山の時には持っていきたいと思います!!

 

気象神社に行って今年のこれから予定している登山の好天を祈願してきました!!山の神と天気の神様に上手い具合に話し合ってもらってほどほどに良い天気をもたらしてくれると嬉しいです!お願いします!!

 

 

この記事に関連した過去記事の紹介

過去に山の天気に関する記事を投稿しておりましたので、よかったらご覧ください!

www.mitsuo-runblog.com



おわりに

今回は気象神社の由緒や御朱印・晴守について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

天気は人の力ではどうにもならないからこそ、好天を祈ることは現代においても神様の存在を感じることができる数少ない場面かなと思います。

 

あなたの大切な日が良い天気に恵まれるように、気象神社に参拝してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!