前回は、九州登山旅行の5日目『日本神話の神社巡り』の記事を投稿しました。
今回は九州登山旅行の6日目『開聞岳(かいもんだけ)の登山』のレビューです。
1日目:羽田から飛行機→阿蘇市で宿泊
2日目:祖母山
3日目:九重山
4日目:阿蘇山
5日目:阿蘇→鹿児島市で宿泊
6日目:開聞岳
7日目:霧島山→飛行機で帰還
熊本から鹿児島に登山の地を移し、この九州登山旅行も終盤戦へと突入しました。目指すべき山も残すところあと2座となり旅の終わりも見えてきましたね。
悔いを残さないように今回の開聞岳にも全力でアタックしていきたいと思います!!それではレビュースタートです!
開聞岳とは?
まずは九州4座目の開聞岳(かいもんだけ)について簡単に紹介します。
開聞岳の基本情報
開聞岳(かいもんだけ)は鹿児島県の薩摩半島の南端に位置する標高924mの火山です。
どの方向からも整った見事な円錐形の姿を見せており、その山容から別名「薩摩富士」とも呼ばれています。北海道の羊蹄山が蝦夷富士と呼ばれていたのと同じですね。
また錦江湾の海門にあたる場所に位置していることから「海門岳」という別名や、枚聞大神(ひらききのおおかみ)が宿る神体山とされることから「枚聞岳」という呼ばれ方もしています。今の開聞岳という山名はこれらの呼称が転じたものだといわれています。
螺旋状の登山道を登って山頂に到着すると、周囲に遮る山が無い山頂からは桜島、霧島山、屋久島、種子島など九州の名所を一望することができます。
開聞岳の登山
鹿児島中央の宿泊地からレンタカーで登山口へ
さて九州登山旅行6日目、開聞岳登山のスタートです。まずは鹿児島中央駅のホテルから登山口までレンタカーで移動します。レンタカーは前日の夜に借りておきました。
鹿児島中央駅から登山口までは約55kmの距離で、1時間半くらいの道のりとなります。
朝の6:00に鹿児島中央駅のホテルを出発し、海沿いのルート進んでいきます。有料道路を避けたのでちょっと遠回りになりましたが、鹿児島湾を眺めながらのドライブが最高だったのでこのルートで良かったですね。
池田湖の横を通り過ぎて、7:15頃に登山口のある開聞岳ふれあい公園に到着しました。
開聞岳のなんと美しい姿であることか。そしてこの日も快晴。もう自分の天気運が怖いです。
開聞岳の登山ルート
開聞岳は基本的にはふれあい公園からのピストンしかないと思うので、このルートで登ります。標高924mで難所もない初心者向けのコースみたいですが気合いを入れていきましょう!
開聞岳の道中
7:25頃にふれあい公園の駐車場を出発し、登山道を目指します。
しばらく舗装された道を進んでいくと、登山道に到着しました。
ここからはシコシコと登っていきます。途中何度か開けた場所に出ました。でも基本的には森の中を螺旋状に登っていく感じですね。
途中で急に視界が開けて海がドンっと見えた時はテンションが上がりましたね。山頂まであと少し!
開聞岳の山頂
登山開始から2時間ほど、9:20頃に山頂に到着しました。先ほど通り過ぎてきた池田湖と、その先には桜島が見えますね。
山頂から枕崎のほう眺めた海岸線です。空と海の青が混じり合って言葉が出てこなくなりそうな美しさでした。
南の方に目を向けると、遥か遠くに屋久島や種子島を観ることができました。本当に天気が良くて最高でしたね。
この日はカレー麺を買い忘れてきてしまったのでアンパンで我慢です。360度のパノラマをこれでもかと堪能したので9:45頃に下山を開始です。
同じルートをさくさくと下り、11:20頃にふれあい公園駐車場に帰着しました。お疲れさまでした!
コースタイム
今回の開聞岳登山のコースタイムはこんな感じでした。自称健脚30代男の1人登山ということを加味して参考にして頂ければと思います。
下山後の温泉、昼食、神社巡り
下山後の温泉
下山後は指宿の砂むしに入ろうと決めていたので、先ほど山頂からも見えていた指宿方面へと向かいました。
この砂むし会館砂楽に行こうと思っていたのですが、なんとちょうどこの日から改修工事に入るというバッドタイミングでした泣。まあこういうこともあるよね。
仕方ないので近くのいぶすき元湯温泉に入ってきました。THE地元で愛されている温泉という感じでしたね。2種類の温泉が張られていて疲れた身体が癒されました。
下山後の昼食
温泉の後は、温泉近くの看板に書いてあったラーメン屋がどうしても気になってしまい、麺屋二郎本店に寄ってきました。
カレー麺を食べれなかった分、ラーメン成分を大量に摂取しました。香ばしさとコクがあり病みつきになりそうなおいしさでしたね!!
豊玉姫神社への参拝
この日の締めは豊玉姫神社(とよたまひめじんじゃ)に参拝してきました。
豊玉姫神社は、鹿児島県南九州市知覧町郡にあります。
豊玉姫神社の主祭神は、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)です。豊玉姫命は日本の初代天皇である神武天皇の祖母です。宮司は豊玉姫命の従者の子孫であると伝えれています。
豊玉姫命は、安産、海上安全、縁結び、育児の神様として知られています。
豊玉姫神社の入り口です。
豊玉姫神社の本殿です。
平日の昼間ということで御朱印をもらうことはできませんでした。残念。
ということでこの日行きたいところは回れたので鹿児島中央駅のホテルに戻ります。お疲れさまでした!
登山旅行も早いものであと1日、霧島山登山を残すのみとなりました。天気予報は晴れ。最終日も最高の景色を拝めますように!!
おわりに
九州登山旅行の6日目、開聞岳の登山のレビューでしたがいかがでしたでしょうか?
開聞岳は山容や、登山中の雰囲気とかが北海道の羊蹄山にそっくりだなと思いましたね。端正な円錐形の山というのはどうしてこんなにも美しく感じるのでしょうか。
山頂からの景色も言葉を失うほど綺麗で、九州登山旅行で一番好きな山を問われたら開聞岳と答えることになるかと思います。それほど印象的な山でした。
難所も少なくコースタイムほほどほどの山なので、初心者でも体力さえあれば登れる山です。是非九州に行った際は開聞岳に挑戦してみてください!
さて次回はでついに九州登山旅行のレビューも最後となります。最後は7日目、霧島山の登山レビューとなります。
九州の百名山5座を1週間で登るこの旅もついにフィナーレを迎えます。ここまで大きなトラブルもなく、天気にも恵まれ、最高の旅を送ることができています。
最終日も気を緩めることなく、完璧な締めくくりをできるように楽しんできます!それでは次回のレビューをお楽しみに!
本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!