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走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

九州の日本百名山5座を1週間で登る【11月下旬】⑧総括

前回は、九州登山旅行の7日目『霧島山の登山』の記事を投稿しました。

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前回のレビューで九州登山旅行編は終わりにしようかとも思ったのですが、やっぱり最後に総括の記事を投稿しようと思います。

 

九州旅行の行程を簡潔にまとめたうえで、今回の旅で感じた九州の山の印象について述べていきたいと思います。

 

それではレビュースタートです!

 

 

 

九州登山旅行の行程

九州登山旅行は以下のような行程でした。

 

1日目:羽田から飛行機→阿蘇市で宿泊

2日目:祖母山

3日目:九重山

4日目:阿蘇山

5日目:阿蘇→鹿児島市で宿泊

6日目:開聞岳

7日目:霧島山→飛行機で帰還

 

1日目:羽田から飛行機→阿蘇市で宿泊

1日目は横浜から熊本への移動です。

 

羽田空港から10:40の便に搭乗し、12:40に熊本空港に到着しました。

 

熊本駅からレンタカーを借りて南阿蘇まで移動し、南阿蘇のペンションルミナスに宿泊しました。次の日からこのペンションを拠点に前半の3座の挑んでいきます。

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2日目:祖母山の登山

2日目は祖母山(そぼさん)の登山です。

 

朝の6時に南阿蘇を出発して北谷登山口に向かい、以下のコースタイムで登りました。

 

下山後は祖母嶽神社に参拝し、月廻温泉』に浸かってきました。この日も南阿蘇で宿泊します。

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3日目:九重山の登山

3日目は九重山(くじゅうさん)の登山です。

 

朝の5時に南阿蘇を出発して牧ノ戸峠に向かい、以下のコースタイムで登りました。

 

下山後は黒川温泉の『歴史の宿 御客屋(おきゃくや)』に浸かってきました。その後昼食は『田舎料理四季の里比良で頂きました。

 

この日も南阿蘇で宿泊します。

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4日目:阿蘇山の登山

4日目は阿蘇山(あそざん)の登山です。

 

朝の6時に南阿蘇を出発して阿蘇山上広場に向かい、以下のコースタイムで登りました。

 

下山後は阿蘇白水温泉 瑠璃』に浸かってきました。昼食は温泉近くの『味彩で頂きました。

 

この日も南阿蘇で宿泊します。

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5日目:阿蘇→鹿児島市で宿泊

5日目は登山はお休みし、まずは日本神話の神社巡りとして、高千穂神社、荒立神社、天岩戸神社、幣立神宮に参拝してきました。

 

その後、熊本駅に戻りがてら熊本城を観光してきました。

 

そして九州新幹線さくらに乗車し、約1時間ほどで鹿児島中央駅に到着しました。この日は鹿児島中央駅のホテルに宿泊します。

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6日目:開聞岳の登山

6日目は開聞岳(かいもんだけ)の登山です。

 

朝の6時に鹿児島中央駅のホテルを出発して開聞岳ふれあい公園に向かい、以下のコースタイムで登りました。

 

下山後は『いぶすき元湯温泉に浸かってきました。昼食は『麺屋二郎本店で頂きました。

 

昼食の後は豊玉姫神社(とよたまひめじんじゃ)に参拝してきました。

 

この日も鹿児島中央で宿泊します。

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7日目:霧島山の登山、飛行機で羽田へ帰還

7日目の最終日は霧島山(きりしまやま)の登山です。

 

朝の6時に鹿児島中央駅のホテルを出発し、まずはフェリーに乗船して桜島に上陸しました。

 

その後桜島から大浪池登山口に向かい、以下のコースタイムで登りました。

 

朝の6時に鹿児島中央駅のホテルを出発して開聞岳ふれあい公園に向かい、以下のコースタイムで登りました。

 

下山後は、まずが霧島神宮の参拝に向かいした。

 

参拝の後は、近くのさくらさくら温泉に寄っていきました。

 

温泉の後は昼食ということで、「ただカレー屋やりたいだけ」という珍しい名前のカレー屋さんに寄ってきました。

 

その後、鹿児島空港から飛行機に乗り、羽田空港に到着して九州登山旅行は幕を閉じました。

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移動経路マップ

実際の移動経路をGoogle Map上に書いてみました。

 

これが前半の阿蘇周辺3座を登った際の移動経路です。

 

これが後半の鹿児島2座を登った際の移動経路です。

 

 

 

最短で何日まで短縮できるか?

今回は移動日、休憩日を含めて7日間の行程となりましたが、なかなか1週間の休みを取るのも難しいという方もいるかと思います。

 

ということで今回7日間で回ったルートを最短で何日まで短縮できるか考えてみました。

 

早朝から登山ができるを想定して計画をたてます。

 

また5座を登った感想として、難易度・行程的にも1日2座登っても体力的には問題ないと考えられるので、ガシガシ登っていきます。

 

1日目:羽田から飛行機で熊本へ、祖母山登山、阿蘇で宿泊

2日目:九重山登山、阿蘇山登山、鹿児島中央駅で宿泊

3日目:開聞岳登山、霧島山登山、鹿児島から飛行機で羽田へ

 

仮想最短1日目:羽田から飛行機で熊本へ、祖母山登山、日本神話の神社巡り

まず羽田空港→熊本空港のフライトですが、6:30羽田発・8:25熊本着という便が最も早いみたいなので、これで出発します。

 

熊本空港に着いたら、空港でレンタカーを借りてすぐに祖母山の北谷登山口へ向かいます。熊本空港から約2時間です。

 

10:30頃に北谷登山口へ到着し登山開始、ピストン4時間の山行で14:30に下山します。

 

下山後は高千穂神社へ向かい日本神話の神社巡りをします。15:30頃には到着すると思うので十分に観光時間はとれるでしょう。

 

神社巡りを終えたら南阿蘇のペンションルミナスに向かい宿泊します。

 

仮想最短2日目:九重山、阿蘇山、鹿児島へ移動

2日目はまず九重山に向かいます。夏ですので朝5時から登山ができるとします。

 

南阿蘇を3:30頃に出発5時に牧ノ戸峠に到着して登山開始ピストン4時間30分の山行で9:30に下山します。

 

下山後はすぐに阿蘇山の登山口である阿蘇山上広場へ向かいます。牧ノ戸峠からは約1時間なので、11時頃に登山口に到着します。

 

11時に阿蘇山上広場を出発し登山開始、ピストン4時間の山行で15:00に下山します。

 

その後は温泉に入ったり、熊本城に寄ったりしながら熊本駅に戻ってレンタカーを返却します。

 

そして九州新幹線さくらに乗車し、約1時間ほどで鹿児島中央駅に到着、この日は鹿児島中央駅のホテルに宿泊します。

 

1日目と2日目の移動は以下のようになります。

 

仮想最短3日目:開聞岳、霧島山、鹿児島から飛行機で羽田へ

3日目は鹿児島の2座を登って、その日のうちに関東に戻ります。

 

帰りの飛行機は、鹿児島空港20:35出発・羽田空港22:20到着の便があったので、最悪でもこの時間に間に合えばOKです。でも余裕をみて山行を進めていきます。

 

まずは開聞岳に向かいます。夏ですので朝5時から登山ができるとします。

 

鹿児島中央駅のホテルを3:30頃に出発5時に開聞岳ふれあい公園に到着して登山開始ピストン4時間の山行で9時に下山します。

 

下山後はすぐに霧島山の登山口である大浪池登山口へ向かいます。今回は時間の都合上、桜島からのルートは通らずにまっすぐに霧島山を目指します。

 

開聞岳ふれあい公園からは約2時間半なので、11時30分頃に大浪池登山口に到着します。

 

11時30分頃に大浪池登山口を出発し登山開始、ピストン4時間の山行で15:30に下山します。

 

飛行機の最終便までは5時間ほど余裕があるので、温泉に寄ったり霧島神宮に参拝したりしながらのんびり過ごします。

 

鹿児島空港に向かいレンタカーを返却し、飛行機に搭乗して関東に戻ります。

 

3日目の移動は以下のようになります。

 

かなり詰め込んだギリギリの行程となりますが、実際に九州を移動して5座を登った経験からいうと、3日間での5座踏破はできないことはないかなという感想です。

 

あとは自分の体力と要相談という感じですね。

 

一つ言えるのは熊本3座を1日で登るのはかなり厳しいかと。日が昇っているうちの下山は難しいと思いますね。

 

 

 

九州の山の印象

それでは最後に九州の山の印象をざっくりと述べていこうと思います。

 

北海道の山に似ている

これは登っていて常々感じていたのですが、九州の山は雰囲気が北海道の山に似ているなあと思いました。

 

九重山の山頂からのどの方角にも山が見える景色はトムラウシ山にどことなく似ていましたし、阿蘇山の荒涼とした大地は十勝岳の火星のような登山道を彷彿とさせましたし、開聞岳の端正な山容や霧島山のカルデラは羊蹄山の雄大さを思い出しました。


九州と北海道という日本の両極にある土地ですが、似ているとことが多くてなんだか不思議だなあと思いました。

 

難所が少なく登山道も整備されている

5座を登ってみて、危険だと感じた場所はほとんどありませんでし

 

もちろん今回はピークハントのピストン登山に徹したのでたまたま難所にぶつからなかっただけの可能性もありますが、どの山でも山頂付近で苦しんだ記憶がないので、北アルプスのように背筋が凍るようなルートは無いんだと思います。

 

登山道はどの山もきちんと整備されていますし、登山道の途中や登山口にもトイレがあったので、九州の山は登山しやすいなあと思いました。

 

遠征登山で怪我をするのは怖いですが、九州登山ならそこまで心配しなくても大丈夫だと思います。

 

標高が高すぎないので11月下旬まで登れる

今回登った九州の百名山5座のうち最も標高が高かったのは九重山の1786mでした。他の山も1500m~1800mの間の標高であり、本州のような高峰はありません。

 

そのため今回のように11月下旬でも特に防寒に悩まされることなく登ることができました。また九州の気候帯もあるのでしょうが、感覚的には本州での9月下旬くらに登山しているぐらいの温度感でしたね。

 

もちろん年によっては11月下旬でも厳しい気候になる可能性はありますが、アルプスの百名山のように11月は登山は厳しいということはないですね。

 

なので秋本番は本州の山を登って、1年の締めに九州登山を11月下旬に突っ込むというのもありかと思います。

 

温泉巡りを楽しめる

九州は登山のお供となる良い温泉がたくさんありますね。元々九州は別府温泉とか湯布院とか有名な温泉地が多い印象でしたが、百名山の麓にも温泉が点在していました。

 

阿蘇周辺ですと黒川温泉、鹿児島ですと指宿の砂むなど地元の人にも愛される温泉がありましたので、九州登山に行った際は是非温泉巡りも楽しんで欲しいです。

 

神社巡りが楽しい

九州は天孫降臨の地ということで、日本神話に縁のある神社が各所にあります。

 

今回は祖母嶽神社、小国両神社、高千穂神社、天岩戸神社、荒立神社、幣立神宮、豊玉姫神社、霧島神宮の8社を巡りましたが、これら以外にも時間の都合上いけない神社がたくさんありました。

 

神社巡り、御朱印集めが好きな方にとっては九州登山はうってつけだと思います!

 

 

 

おわりに

ということで九州登山旅行の総括をしてきましたがいかがでしたでしょうか。

 

年の瀬にふと思い立って刊行した九州登山でしたが、本当に行ってきてよかったと思います。

 

九州という土地柄、なかなか遠征に踏み出すことができていない方もいるかと思いますが、思っている以上にアクセスも悪くなく、各山の難易度も高くないので、ちょっとした思い切りがあれば一気に登ることができますよ!

 

この記事が皆様の参考と後押しになれば幸いです。

 

それではこれにて九州登山旅行のレビューを終了します。計8回にわたりお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!