SHIINBLOG

走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

九州の日本百名山5座を1週間で登る【11月下旬】⑤5日目:日本神話の神社巡り

前回は、九州登山旅行の5日目『阿蘇山の登山(3座目)』の記事を投稿しました。

 

今回は九州登山旅行の5日目ですが、この日は観光&移動日に設定していたので、『日本神話の神社巡り、熊本城観光、鹿児島への移動』のレビューです。

 

1日目:羽田から飛行機→阿蘇市で宿泊

2日目:祖母山

3日目:九重山

4日目:阿蘇山

5日目:阿蘇→鹿児島市で宿泊

6日目:開聞岳

7日目:霧島山→飛行機で帰還

 

九州といえば天孫降臨の地として有名であり、日本神話にちなんだ神社が数多くしております。

 

今回はそんな神社巡りをメインに熊本観光の模様をお伝えします。それではレビュースタートです!

 

 

 

日本神話の神社巡り

日本の神話は「古事記」と「日本書紀」に記されており、日本という国がどのように成立したのかについて記述されています。

 

古事記によると、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫である瓊瓊杵命(ににぎのみこと)が、日向の高千穂の久士布流多気(くじふるたけ)に舞い降りたという言い伝えがあり、これが天孫降臨と呼ばれており、そこから日本の統治が始まったとされています。

 

高千穂は宮崎県にあります。阿蘇の南東に位置しており拠点のペンションルミナスからですと46kmの距離にあります。

 

天孫降臨の地とされる高千穂には、神々の物語を伝える神社が数多く存在しております。

 

ということでこの日もレンタカーをかっとばして、神話の地を巡っていきます!

 

高千穂神社

まずは高千穂神社に向かいます。

 

高千穂神社は宮崎県西臼杵郡高千穂町に鎮座する神社です。約1900年前の垂仁天皇時代に創建されたとされております。

 

主祭神は高千穂皇神(たかちほのすめがみ)十社大明神(じゅっしゃだいみょうじん)であり、農産業や厄祓、そして縁結びの神様として広く信仰を集めています。

 

高千穂神社の入り口です。今日は雨模様ですね。

 

本殿です。本殿横には「鎮石」があり、この石に祈ると人の悩みや世の乱れが鎮められると伝えられています。

 

ひとつの根本から2本の杉が伸びた巨木「夫婦杉」も貫禄があります。この杉の周りを好きな人と手をつないで3回まわると良縁成就、家内安全、子孫繁栄の願いが叶うと伝えられています。

 

高千穂神社の御朱印です。

 

 

 

荒立神社

続いて、高千穂神社のすぐ近くにある荒立神社(あらたてじんじゃ)に向かいます。

 

荒立神社は宮崎県西臼杵郡高千穂町に鎮座する神社です。

 

主祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)天鈿女命(あめのうずめのみこと)です。

 

猿田彦命は天孫降臨の際に神々の道案内をした神であると記紀には記されています。また天鈿女命は天岩戸の前で舞い踊った神様と記されています。

 

荒立神社はこの2人が結婚して住まわれた地である伝えられ、切り出したばかりの荒木を利用して急いで宮居を造ったため、荒立宮と名付けられたと言われています。

 

このような歴史から夫婦円満・縁結び・子宝などにもご利益があると言われています。

 

荒立神社の入り口です。

 

荒立神社の本殿です。左に芸能の神様、右に夫婦の神様が祀られているとのことです。

 

本殿の近くには七福徳寿板木(しちふくとくじゅばんぎ)があり、この板木を心をこめて力強く7回打つと願いが叶うと言われてます。

 

境内の奥に進むと他にも同様の板木がたくさん置かれており、それぞれにご利益があるそうなので、全て叩いて回ってみるのも楽しそうですね。

 

荒立神社の御朱印です。

 

 

 

天岩戸神社

続いては荒立神社から車で15分ほどの場所にある天岩戸神社に向かいます。

 

天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町にあります。岩戸川を挟んで東本宮と西本宮に分かれています。

 

日本神話の中に書かれている天照大御神(あまてらすおおみかみ)がお隠れになられた天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として御祀りしており、天岩戸神話の舞台となった場所として有名です。 主祭神は天照大御神となります。

 

岩戸川の川上には八百萬の神々がお集まりになり、御相談をされた天安河原(あまのやすかわら)があります。

 

天岩戸神社の西本宮の入り口です。

 

天岩戸神社の本殿です。

 

天岩戸伝説に出てくる岩戸は東本宮にあるのですが、実際に岩戸を観るためには西本宮の本殿裏の渡り廊下に行く必要があります。

 

勝手に行くことはできず、30分おきくらいに実施されている神主さんの案内についていかなければいけません。

 

そして写真撮影禁止なので残念ながらここに載せることはできません。ただ日本神話に登場したあの天岩戸の実物をこの目で見ることができたのはなんだか感慨深いものがありましたね。是非皆様も自分の目で確かめてみてください。

 

天岩戸を見た後は天安河原(あまのやすかわら)に向かいかいました。天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って徒歩で約15分です。

 

ここが天照大神が岩戸にお隠れになった際に、八百万の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟、天安河原です。

 

天岩戸神社の御朱印です。

 

 

 

幣立神宮

この日最後の目的地である、幣立神宮(へいたてじんぐう)に向かいます。

 

幣立神宮は熊本県上益城郡山都町大野にあります。

 

幣立神宮は一説には日本で一番古い神社と伝えられており、境内の御神木には1万5千年の歴史があるとも言われています。

 

主祭神は神漏岐命(かむろぎのみこと)、神漏美命(かむろみのみこと)で、そのほかにも天照大神をはじめとしたさまざまな神々が祀られています。

 

幣立神宮の入り口です。

 

幣立神宮の本殿です。

 

社殿の右に立つ天神木のヒノキです。初代のヒノキは、15,000年も前からこの地に根付いていて、現在のヒノキは、11代目になります。

 

幣立神宮の御朱印です。

 

これでお目当ての神社は回れたので、熊本宮崎での日本神話巡りはこれにて終了とし、鹿児島へと向かいます!

 

 

 

鹿児島への移動

まずは熊本駅へと向かいますが、その途中で熊本城に寄ってきました。

 

まだ熊本自身の爪痕も残っており、石垣が崩れたままの箇所もありましたね。いずれきちんと修復された熊本城を観覧しにきたいですね。

 

熊本駅でレンタカーを返却し、新幹線に乗って鹿児島へ向かいます

 

九州新幹線さくらに乗車し約1時間ほどで鹿児島中央駅に到着しました。

 

この日から2日間は鹿児島中央駅のホテルに宿泊します。次の日は開聞岳の登山となります。

 

1日登山をしない日を作れたので体力も回復できたかと思いますので、残り2座も張り切って登っていきたいと思います。ということでこの日は明日からの登山に備えて早く寝ることにします。

 

 

 

おわりに

九州登山旅行の5日目、レビューでしたがいかがでしたでしょうか?

 

登山メインの旅行ですが、登山以外の九州の魅力も十分に堪能できた1日になりました!!

 

次回は九州4座目の開聞岳の登山レビューとなります。それではお楽しみに!

www.mitsuo-runblog.com

 

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!