こんにちは!ブログ主のみつおです。登山好きにとって、山小屋で働くことへの憧れってありますよね!
北アルプスの深部に位置する黒部源流の山小屋の薬師沢小屋で働く、イラストレーターのやまとけいこさんが、著書『黒部源流 山小屋料理人』の原画展とトークイベントを開くことになりました。
2025年4月19日(土)から富山と東京(御徒町、渋谷)の計3会場で開催されます。
今回は北アルプスの山小屋で働く、イラストレーターのやまとけいこさんの経歴と、著書について紹介していきます!
やまとけいこさんの経歴
やまとけいこさんは1974年に愛知県に生まれました。高校生の時に上高地に行き「日本にこんなところがあったんだ」と感激して、その後北アルプスの蝶ヶ岳に登ったのが、山に目覚めるきっかけだったそうです。
高校卒業後は武蔵野美術大学造形学部油絵学科に進学し美術を学ぶかたわら、ワンダーフォーゲル部に所属して、沢登り、岩登りなど本格的な登山の経験を積んだそうです。
大学卒業後は、絵を描いて仕事にしていければいいなと思い、美術造形の仕事を見つけて、なんとか「創ること」を仕事をにしつつ、「夏に山にこもっても、秋に戻ってきて仕事がある」という状態を作ったそうです。
その間は社会人山岳会で登山を続け、その中でも一番印象に強く残っていたのが薬師沢小屋であり、目の前の沢でイワナが泳いでいて、「あそこで働きたい」と強く感じたそうです。
そして2003年、29歳の時に薬師沢小屋のほか、同じ経営である太郎平小屋で山小屋従業員の仕事をスタートしたのでした。
2020年に長年通い続けた富山県へ移住し、2021年から薬師沢小屋の支配人を務めることとなります。
夏は薬師沢小屋で働き、冬は下界で絵を描いたり文章を書く仕事をするという生活を続けているそうです。
イラストレーターとしての著書
やまとけいこさんは、山小屋での仕事の経験を著書の中で紹介しています。やまとけいこさんの有名な著書は 『黒部源流山小屋暮らし』、『蝸牛登山画帖』、『山小屋料理人』の3冊です。
『黒部源流山小屋暮らし』
北アルプスの山小屋の中でも、黒部川の岸辺という特殊な環境にある源流の小屋、薬師沢小屋。
働いて当時12年目だったやまとさんのリアルな山小屋ライフを、小屋開けから小屋閉めまでの時間軸に沿って、楽しい文章とイラストで紹介。
『蝸牛登山画帖』
家財道具すべてを背負い、心ゆくままに旅にでることのできる山登りと、コツコツと一人、試行錯誤しながら描きたい絵を描くことは似ている。
蝸牛のように、山と絵の世界を歩き続けてきた著者による、エッセイ&イラスト集。
『山小屋料理人』
「山小屋料理人」の仕事は、限られた食材をやりくりしながら、宿泊者と従業員のおなかと心を満たすこと。
食材やメニューを切り口にして、山小屋料理人が抱える苦悩と喜びをユーモラスな文と親しみのわくイラストで綴ります。食材に紐づくレシピも満載!
『黒部源流 山小屋料理人』の原画展とトークイベント
やまとけいこさんの著書『黒部源流 山小屋料理人』の原画展とトークイベントが開催されます。サイン会もありますので、やまとけいこさんの著書が好きな方は是非行ってみてください!!
第1回
場所:モンベルヴィレッジ立山
住所:(富山県中新川郡立山町五郎丸350-1)
日程:2025年4月19日(土)~25日(金)
時間:時間:10~20時
第2回
場所:モンベル御徒町店
住所:東京都台東区上野3-22-6 コムテラス御徒町
日程:2025年5月25日(日)~30日(金)
時間:10時~20時
第3回
場所:finetrack TOKYO BASE
住所:東京都渋谷区神宮前6-13-8
日程:2025年6月1日(日)~8日(日)
時間:11時~20時
おわりに
今回は薬師沢小屋で働く、イラストレーターのやまとけいこさんの経歴と、著書について紹介しましたがいかがでしたでしょうか!
好きが高じて山小屋で働くようになるなんて、登山を愛する人にとって憧れのような人生ですね!!
著書からは山小屋経営の裏側を見ることができるので、是非読んでみてください!
本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!