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走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

オリンピック競技の見どころと雑学②【スポーツクライミング】

猛暑が続く盛夏の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

このような環境の中でもひたむきに頑張るオリンピック選手には素直に凄いと思いますね。

 

今回も、オリンピック競技の雑学を紹介していきたいと思います!

 

今回は『スポーツクライミング』です!

 

一心不乱に壁に挑み続けるクライマー達の雄姿に刮目せよ!

 

 

スポーツクライミングの種目

スポーツクライミングと聞くと、「ボルダリング」を真っ先に思い浮かべる人も多いかと思います。人気ですもんね。

 

ボルダリングもスポーツクライミングの種目のうちの一つです。

 

スポーツクライミングは今回の東京オリンピック2020から採用された競技です。

 

「スポーツクライミング」とは、「スピード」「ボルダリング」「リード」という3種目の複合競技です。3種目の総合得点を競うわけですね。

 

①スピード

高さ15m、95度手前に傾いた壁をロープを付けた選手がかけ上り、どれだけ早く登れるか競う。男子は5~6秒で登り切る一瞬の勝負が醍醐味。

 

フライングは一発失格なので、スタートも緊張がある。

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②ボルダリング

高さ5m以下の壁に極限まで難しく設定された複数のルートを、4分以内にいくつ登ることができたかを競う。トップのホールドを両手で掴めばクリアであり、時間内なら何度でも挑戦できる。

 

次のホールド(突起)をどの手、どの足で掴むか、ゴールまでのルートを頭の中に描く想像力が問われる頭脳戦である。

スポーツクライミングの3種目|CLIMBERSはクライミング、ボルダリングをテーマにした総合WEBサイト

 

③リード

高さ15mの壁に6分の制限時間内にどこまで高く登れたかを競う。途中で落ちた場合は終了となり、同じ高さまで登れた選手がいた場合はタイムの早い選手が上位となる。

 

最終種目なだけに壁の傾斜やホールドの設定も難易度が高い。スピード、ボルダリングの疲労も溜まっているため、持久力と集中力が問われる最後の難関である。

リードW杯開催直前!今さら聞けないリードクライミングの基礎知識

  

 

 

スポーツクライミングの順位の決め方

スポーツクライミングの順位の決め方は少しユニークである。

 

それはスピード、ボルダリング、リードの順位を掛け算して、数が小さいほうが順位が上なのである。 

 

例)

A選手

スピード1位、ボルダリング4位、リード2位

➡1×4×2=8ポイント

 

B選手

スピード1位、ボルダリング10位、リード1位

➡1×10×1=10ポイント

 

A選手のほうが順位が上になる!

 

そのため、3種目ともまんべんなく得意でなければ、総合順位で上位に食い込むのは難しくなってくるのである。

 

 

スポーツクライミングの雑学

ボルダリングとリードについては、事前にルートを頭の中で想像することが勝負のカギになるため、競技前に2分間の下見時間(オブザベーション)が設けられている。

 

つまり登る前から勝負は始まっているのである!ただし他の選手が登っているところは見ることは禁じられている。もしそれができたら順番が後の選手が有利になってしまうので。

 

またスポーツクライミングには以下のような専門用語があるので、知っておくと観戦の時の役に立つでしょう。

 

課題、ルート:登るためのコースのこと。ボルダリングでは「課題」、ロープを使うクライミングでは「ルート」と呼ぶ。

完登:ルートを、スタートからゴールまで落ちずに登り切ること。

一撃:ルートを1回目で完登すること。

  

 

おわりに

スポーツクライミングの概要と雑学について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか!?

 

ひたむきに壁に挑み続ける選手たちの熱戦を是非観戦してみてください!!

 

参考書籍

新競技】スポーツクライミングの3種目とは。ルールや見どころを紹介 - JSPO Plus 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!