東京オリンピック2020が開幕しましたね。
始まってしまったものは仕方ないということで、楽しむ方向に舵を切っていこうと思います!!
ということで今回からは、オリンピック競技の雑学を紹介していきたいと思います!
初回は『トライアスロン』です!
鉄人たちの挑戦に刮目せよ!
トライアスロンのルール
トライアスロンは1974年にアメリカで初めて競技として開催されて、オリンピック競技としては第27回のシドニー五輪(2000年)から採用されました。
【個人種目】
スイム1.5km
バイク(自転車)40km
ラン10km
【混合リレー】
女子➡男子➡女子➡男子の順番で4人がそれぞれ以下の種目をこなす。
スイム300m
バイク7.4km
ラン2km
個人種目の場合、男子のトップ選手は1時間45分ほどで完走するというから驚きですね!
スイム、バイク、ランの全てを高レベルでこなさなければいけないので、かなり過酷なレースと言えます。
トライアスロンは様々な地形のコースを走るため、開催地によってコースの難易度が大きく変わってきます。
そのためトライアスロンは他のスピード系競技とは異なり、フィニッシュしたタイムではなく着順のみを競います。
そのため、トライアスロンには世界記録は存在しません。
トライアスロンの見どころ
トライアスロンはスイム・バイク・ランの複合競技であり、それぞれに見どころがありますね。
まずスタートとして最初にスイムとなるのですが、号砲と共に各選手が一斉に走り出すため、他の選手よりも泳ぎやすいコースを求めて、猛ダッシュで海に飛び込んでいきます。
泳ぎやすさ、波の受け方などは最初の位置取りに大きく影響を受けるので、スタートから注目です。
泳ぎ終わると次はバイク(自転車)です。
自転車で猛スピードで疾走したことが無いとイメージしづらいかもしれませんが、走っている選手はかなり風の影響を受けます。
そのためなるべく風の抵抗を受けないように、他の選手の後ろに陣取ってレースを進めます。この風をめぐるポジション争いというのがバイクではかなり重要になってきます。
また前傾姿勢をとることで風の抵抗を減らそうともしますが、この姿勢では逆にカーブを曲がりづらくなるため、状況に応じて位置取りや姿勢を柔軟に変える判断力が求められます。
そして最後のランでは、そこまでスイムとバイクで消耗した体力から、最後の力を振り絞って、ラスト10kmを約30分走り抜けないといけません。きついですね!!
また、トップ選手は実力が拮抗しているため、ゴール付近のラストスパートで勝敗が決するということも珍しくなく、レースの最後の最後にドラマが待っているというのも熱くなるポイントです!
そして、トライアスロンでは、トランジションと呼ばれるスイムからバイク、バイクからランといった、次の種目に移るときの動作をいかにスムーズにこなすかも上位を目指すうえで重要になってきます。
そのためバイクのペダルにはあらかじめシューズが装着されていて時間短縮が図られていたりなど、このトランジションはトライアスロン第4の種目ともいわれています。
トライアスロンの雑学
トライアスロンという名前はは、ラテン語で「3」を表す「トライ」と、「競技」を意味する「アスロン」をくってけてできました。
意外と歴史は短く、1974年にアメリカのサンディエゴでのトラッククラブのメンバーが、ラン4.5km➡バイク8km➡スイム0.4km➡ラン3.2km➡スイム0.4kmで大会を始めたのが始まりですね。
トライアスロン誕生初期は、超長距離のアイアンマンレース(スイム3.86km➡バイク180km➡ラン42.195km)がメインだったのですが、やがて競技として成熟するにつれて、1982年にスイム1.5km➡バイク40km➡ラン10kmの合計51.5kmに設定されました。
この距離はオリンピックディスタンスやショートディスタントと呼ばれ、世界選手権やオリンピックではこちらの距離が採用されています。
おわりに
いかがでしたでしょうか!?
トライアスロンという競技の奥深さについて、僕もまだまだ知らないことが合って勉強になりました!
これからもオリンピック種目についてちょこちょこ紹介していくので楽しみにしてください!
参考書籍
リンク
本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!