SHIINBLOG

走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

登山で分泌される4つの幸福ホルモンが脳を活性化し人生を豊かにする!

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登山が好きなあなたも、まだ登山をしたことがないあなたにも是非聞いてほしい話があります。


なんと、登山はあなたの脳と心と身体に良い影響を与え、幸福な人生を送る手助けをしてくれます。


なぜなら、人間は登山をすることによって多くの脳内ホルモンが分泌され、幸福感に満たされ、活動的になり、心身ともに安らかになることが科学的にわかっているからです。


「登山ってなんだか辛いだけなイメージ」と思っているのなら、それはとてももったいないです。


登山には人生を豊かにしてくれる魔法のような力があります。


今回は登山をすることによって脳内で分泌され、あなたの人生を豊かにしてくれる4つの幸福ホルモンについて紹介します。

 

 

 

登山で分泌される4つの幸福ホルモン


セロトニン

 

セロトニンは別名『幸せホルモン』と呼ばれています。

 

セロトニンが分泌されると以下のような効果があります。

・メンタルが安定する

・ヤル気や活力が湧いてくる

・ストレスが軽減される

・過度の食欲を抑制する

・緊張を和らげる

 

 

セロトニンは以下のような時に脳内で分泌されます。

・一定のリズム運動

・太陽光を浴びる

・入浴する

・よく噛んで食べる

・仲のいい人と過ごす

 

つまり登山のように一定テンポで長時間歩くリズム運動をするとセロトニンが分泌量が増加します。

 

また登山は外を歩くことになるので日光をたくさん浴びます。

 

そして登山の後の楽しみと言えば温泉と食事です。

 

さらに仲のいい友達と一緒に行けば、セロトニンの分泌量がとても多くなるのです。

 

登山が終わった時に全身に満ちる充足感はセロトニンの効果なのです。

 

オキシトシン


オキシトシンは別名『愛情ホルモン』と呼ばれております。

 

オキシトシンが分泌されると以下のような効果があります。

・幸せな気持ちになる

・不安や恐怖心が減少する

・ストレスが軽減される

・他者への信頼が増す

・脳機能のアップ

 

オキシトシンは以下のような時に脳内で分泌されます。

・人や動物とのスキンシップ

・マッサージ

・見つめ合う

・ハグする

・何かを慈しむ気持ちを持つ

 

 

 グループ登山は助け合いです。

 

疲れた人を労わってあげる、怪我をした人を治療してあげる、もう少しだと励まし合うなど、仲間と協力して登山と向き合う時、愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌されます。

 

また花を愛でる、鳥の声に耳を澄ます、新緑に心を躍らせる、美しい景色に感動するなど、大自然を慈しいと思う時にもオキシトシンが分泌されます。

 


ドーパミン


ドーパミンは別名『ヤル気ホルモン』と呼ばれています。

 

ドーパミンが分泌されると以下のような効果があります。

・物事に立ち向かう意欲が湧いてくる

・幸せを感じる

・運動能力が向上する

・学習能力が向上する

 

ドーパミンは以下のような時に脳内で分泌されます。

・目標を達成する

・目標に向かって努力する

・競争心を抱いたとき

・適度な運動をする

・何かを見て感動する

 

登山は楽しい瞬間ばかりではありません。

 

急なで苦しい登り坂、天候の移り変わり、身体の不調など様々な困難が立ちはだかります。

 

それは山を乗り越えるための闘いともいえるでしょう。

 

そのような登山の困難を自分の身体一つで乗り越えたときにドーパミンの分泌量が増加します。

 

また登山のような負荷のかかる運動をし、雄大な自然に感動したとき、私たちはドーパミンが分泌されヤル気が向上します。

 

そして大変だったことを忘れ「次はどこの山に登ろうかな」と考えるのです。


エンドルフィン


エンドルフィンは別名『脳内麻薬』と呼ばれています。

 

エンドルフィンが分泌されると以下のような効果があります。

・幸せな気持ちになる

・恍惚感に満たされる

・ストレスの解消

・身体の修復機能の向上

・脳機能の向上

 

エンドルフィンは以下のような時に脳内で分泌されます。

・激しい運動

・心身のリラックス、快楽を感じる

・アロマ

・クラシック

・入浴

・好きな物をたべる

 

登山は上り坂の激しい運動や、山頂で過ごすゆったりした時間など、刺激の変化が大きくエンドルフィンが分泌されやすいタイミングが多いです。

 

山をずっと歩いている時に感じる「爽快感」こそがエンドルフィンの正体です。

 

ランナーズハイ(クライマーズハイ)と呼ばれる、運動時にふっと疲れがとれるような感覚もエンドルフィンによるものと言われています。。 

  

エンドルフィンが分泌されると疲れとストレスが軽減されるので、大変な登山がとても楽しく感じることができます。

 

まとめ:次の休日は登山に行って幸せになりましょう!

4つのホルモンについて再度簡単に紹介します。

 

セロトニン(幸せホルモン):安らぎ、心の安定

オキシトシン(愛情ホルモン):リラックス、良好な人間関係

ドーパミン(ヤル気ホルモン):ヤル気、活力

エンドルフィン(脳内麻薬):幸福感、爽快感

 

いかがでしたでしょうか?

 

大昔には自然の中で生きてきた人類にとって、山で過ごすということはある意味自然あことであり、登山は単なるアクティビティーを越えて、心身ともに大きなプラスの効果があるのです。

 

あなたも次の休日は登山に行って、脳も身体も充足感と幸福感で満たしてあげませんか? 

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!