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走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

【プロギングとは?】ゴミ拾いをしながらランニング!走って社会貢献しよう!

あなたがよく走るランニングコースにゴミは落ちていませんか?

 

タバコの吸い殻、プラスチックごみなどが無数に捨てられていて悲しい気持ちになったことはありませんか?

 

そんなあなた、ゴミ拾いをしながらランニングをする「プロギング」をやってみて、ランニングコースを綺麗にしませんか?

 

「プロギングという言葉を初めて聞いた」という方も多いと思います。

 

プロギングとは日本においてもにわかに注目され始めている、社会貢献(ゴミ拾い)とスポーツを掛け合わせた新感覚の活動です。

 

今回はこのプロギングの概要、始めるにあたって必要なアイテムと注意点について紹介していきます。

  

 

 

  

プロギングとは?

「プロギング」とは「ゴミ拾いをしながらするランニング」のことです。

 

スウェーデンのエリック・アールストローム氏が提唱した活動で、プロギング(Plogging)は、スウェーデン語で「拾う」を意味する「plocka upp」と、英語の「走る」を意味する「jogging」を組み合わせた造語です。

 

環境問題に対してとても意識が高い北欧において始まり、この流行は世界各地に広がりを見せております。

 

ランナーはゴミ袋を持参してランを開始して、道に落ちているゴミを見つけたら、ゴミ袋に入れていくという、いたってシンプルなものです。

 

プロギングの良さ

プロギングの良さは以下の点があげられます。

 

①ランニングを通じて気軽に社会貢献ができる

②自分の走っているランニングコースがキレイになる

③ゴミを拾う際に足を曲げることで足腰を鍛えられる。

 

①ランニングを通じて気軽に社会貢献ができる

プロギングの良さは、取り組みをの簡単さにあります。通常のランニングにゴミ拾いを追加するだけですから。

 

ランニングを習慣にしている人なら、月1回でもいいのでゴミ拾いをする日を設定すればすぐにでもプロギングを始めることができます。

 

また、「社会貢献というとなかなか敷居が高い」という人でも、自分が好きなランニングとセットなら肩ひじ張らずに気軽に取り組むことができるでしょう。

 

②自分の走っているランニングコースがキレイになる

どこでプロギングをするかは自由ですが、自分が普段走っているランニングコースでプロギングをすれば、次のランから綺麗な道を走ることができます

 

どうせ走るならゴミが落ちていない綺麗な道のほうが、走っていて気持ちいいと思いませんか?

 

また自分が綺麗にしたんだと思うと、そのランニングコースにもより愛着が湧いてきて、練習にも精がでることでしょう!

 

③ゴミを拾う際に腰を落とすことで足腰を鍛えられる。

一度プロギングをやってみると分かるのですが、地面に落ちているゴミを拾うためには、腰を落とす必要があります。

 

要はゴミを拾うたびにスクワットをすることになるのです。

 

「ゴミ拾いしながらだとスピードが出せなくてランニングの練習にならないのでは?」と考える方も安心です。ものすごく足腰が疲れます

 

ちょっと筋トレ寄りのラン練習として取り組むことができますよ!

 

 

  

 

プロギングの際に必要なアイテム

プロギングの際に必要なアイテムは主に以下のものとなります。

 

・ゴミ袋

・軍手

・ゴミばさみ(あると便利)

 

ゴミ拾いをするので、ゴミ袋は必須です。最低限これだけあればプロギングを始めることができます。

 

1枚だけでも大丈夫ですが、分別することを考慮すると複数枚持っていくことをオススメします。

 

また道に落ちているゴミを拾う際の軍手も必須です。

 

ゴミは風雨にさらされてとても汚れています。素手で拾うことはやめましょう。

 

またタバコの吸い殻などは唾液がついていて、コロナウイルスに感染する恐れもありますので、ゴミばさみなどがあると安心です。

  

プロギングをする際の注意点

プロギングをする際は以下の点に注意してください。

 

①分別は地域のルールに沿っておこなう

②集まったゴミを捨てる方法を確認しておく

③通常のランニング同様、水分補給などこまめに行う

 

①分別は地域のルールに沿っておこなう

ゴミの分別ルールはきちんと守りましょう。

 

分別ルールは地域によって異なるので、その地域の分別ルールを事前に確認しておく必要があります。

 

複数人でプロギングを行う場合は、燃えるゴミの復路担当、ビン缶ペットボトルの袋担当のように、集めるゴミの担当を分けておくことをオススメします。

 

1人で行う場合は複数枚袋を持っていくか、もしくは今日は「燃えるゴミだけを拾う」など決めておくとよいでしょう。

 

②集まったゴミを捨てる方法を確認しておく

ゴミを集めるとこまで良かったがどこに捨てればいいのか分からず、その辺に放置してきた、ということになってしまえば全く意味がありません。

 

集めたゴミをどこに捨てるかということは事前に確認しておきましょう。

 

・家庭ゴミと一緒に出す

・市町村や管理局に相談をしてみる

 

参加者の誰かが持ち帰って家庭ゴミと一緒に出すというのが一番手軽です。きちんと分別をしていれば問題ありません。

 

ただ近所ではない場所でプロギングをしている場合は家まで持ち帰るのが難しいでしょう。

 

その場合は市町村や公園・河川の管理局などに相談してみましょう。

 

ボランティアの清掃活動については、ゴミの収集に協力をしてくれたり、ゴミ袋を提供してくれる場合があります。

 

何も確認もせずに公園のゴミ箱に大量のごみ袋を突っ込んで帰るのは、決していい行為だとは思えませんので、きちんと適切な方法でゴミを処理できるように段取りをしておきましょう。

 

③通常のランニング同様、水分補給などこまめに行う

ゴミ拾いをしながらですが、ランニングであることに変わりはありません。

 

こまめに水分補給して体調管理には気を付けましょう。

 

また「この場所からこの場所までゴミを拾う」というやり方だと、ゴミの量によって活動時間が定まらず、想定以上に長時間走り続けることになる場合があります。

 

ですので「今日は何時間プロギングをする」という、時間区切りにすることをオススメします

 

時間区切りですとゴミを拾いきれないかもしれませんが、それは次回拾うことにしましょう。

 

 

プロギングを広めていこう

プロギングは環境にも優しく、かつ健康にもいいという一石二鳥の新感覚のアクティビティーです。

 

ゴミを拾って町をキレイに、ランニングで身体もキレイに!

 

この記事を読んだあなたも、今週末はゴミ袋を手にプロギングに繰り出してみませんか!? 

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!

 

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