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日本にはその国土の中に数多くの山が存在しています。
その数は地図に名前が載っている山だけでも約1万7000座ともいわれております。つまり47都道府県で割ると1県に約400弱の山が存在している計算になります。
その多くの山には様々なくくりがあり、日本百名山、日本二百名山、花の百名山など多岐にわたります。
今回は、その中で各都道府県の最高峰というくくりでまとめてみました!
あなたの住んでいる都道府県の最高峰がどこか知っていますか?ぜひこの記事を読んで登りに行ってみましょう!
北海道・東北地方の最高峰
北海道
山名:大雪山(旭岳)
標高:2,291m
深田久弥の紹介文
『古い5万分の1図幅にも、ヌタクカムウシュペを主にして、大雪山は括弧の中に入っていた。(略)アイヌ名は次第に影を潜めていくばかりであろう。北海道の山名にアイヌ語が存在することは、私たち古典主義者には大変なつかしいのだが、時世の勢いには如何ともしがたいる』
青森県
『青森県』の最高峰
山名:岩木山
標高:1,625m
深田久弥の紹介文
『石坂さんは弘前生まれである。そこから朝夕岩木山を眺め、その習俗に浸って育った人であるから、その後の作品にも岩木山周辺がよくでてくる。弘前から眺めた岩木山は津軽富士と呼ばれるだけあって、まことに見事である。』
岩手県
山名:岩手山
標高:2,038m
深田久弥の紹介文
『岩手県が生んだ幾多の人材、それらの精神の上に岩手山が投影せずにはおかなかっただろう。雄偉にして重厚、東北人の土性骨を象徴するような山である。かつて名門盛岡中学の少年たちは、これを仰ぎながら学び且つ遊んだ。石川啄木もその一人であった。』
宮城県
『宮城県』の最高峰
山名:屏風岳(びょうぶだけ)
標高:1,825m
山名の由来
『仙台市内の景観から、雪が積もった滑らかな急斜面が屏風のように見えることから名付けられた』
秋田県
『秋田県』の最高峰
山名:秋田駒ケ岳
標高:1,637m
伝説
『最高峰は女目岳(男女岳)で、オナメとは古語で妾のことである。中央部にある男岳が妾を持っているので、本妻の女岳が時々怒って噴火したと言われている』
山形県
『山形県』の最高峰
山名:鳥海山
標高:2,236m
深田久弥の紹介文
『名山と呼ばれるにはいろいろの見地があるが、山容秀麗という資格では、鳥海山は他に落ちない。眼路限りなく広がった庄内平野の北の果てに、毅然とそびえ立ったこの山を眺めると、昔から東北第一の名峰とあがめられてきたことも納得できる。』
福島県
『福島県』の最高峰
山名:燧ヶ岳(柴安嵓)
標高:2,356m
深田久弥の紹介文
『この山を開いたのは、桧枝岐村の平野長蔵氏で、20歳の明治22年(1889年)8月29日燧岳に登り、更に9月24日頂上に石祠を建設した。その後沼畔に長蔵小屋を建て、尾瀬沼山人と名乗ってその一生を尾瀬の開発と擁護に捧げた。』
関東地方の最高峰
茨城県
『茨城県』の最高峰
山名:八溝山(やみぞさん)
標高:1,022m
伝説:
『八溝山の名は八つの谷に分かれた山容から空海(弘法大師)が命名したと伝えられているが、日輪寺の名もまた空海がこの地で邪鬼を退散させた伝説に由来するといわれる。』
栃木県
『栃木県』の最高峰 ※群馬県と同じ
山名:日光白根山
標高:2,578m
深田久弥の紹介文
『この山について一番詳しく書かれた一番古い本は、植田孟縉の「日光山志」第四巻(天保七年刊)であって、その記事では、外輪山の一峰を前白根山、その西の本峰を奥白根山と呼んでいる。普通日光白根山と呼んでいるのは草津の白根山と区別するためである。』
群馬県
『群馬県』の最高峰 ※栃木県と同じ
山名:日光白根山
標高:2,578m
深田久弥の紹介文
『この山について一番詳しく書かれた一番古い本は、植田孟縉の「日光山志」第四巻(天保七年刊)であって、その記事では、外輪山の一峰を前白根山、その西の本峰を奥白根山と呼んでいる。普通日光白根山と呼んでいるのは草津の白根山と区別するためである。』
埼玉県
『埼玉県』の最高峰
山名:三宝山(さんぽうざん)
標高:2,483m
歴史
『江戸時代には、現在の木賊山、甲武信ヶ岳、三宝山は「一つの山」と認識されていて、その名を三方山または国師岳、または國師嶽あるいは拳岳としていた』
千葉県
『千葉県』の最高峰
山名:愛宕山(あたごやま)
標高:408m
歴史
『安房国に逃れた源頼朝が、この山頂に地蔵菩薩を奉納して再起を誓ったといわれている』
東京都
『東京都』の最高峰
山名:雲取山(くもとりやま)
標高:2,017m
深田久弥の紹介文
『三多摩が東京都に編入されて以来、この台首都はその一隅に二千米の高峰を持つ名誉を獲得した。あえて名誉という。煤煙とコンクリートの壁とネオンサインだけがいたずらにふえて行く東京都に、原生林に覆われた雲取山のあることは誇っていいだろう』
神奈川県
『神奈川県』の最高峰
山名:蛭ヶ岳(ひるがたけ)
標高:1,673m
山名の由来
『かつて蛭ヶ岳の山頂には薬師如来や毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)、八海山大神など多くの仏像が祀られていた。これから別名の薬師岳や毘盧ヶ岳と呼ばれるようになり、毘盧ヶ岳が転じて蛭ヶ岳になったと言われている。この他にも「この山に蛭(ヤマビル)が多いから」や「山の形が猟師のかぶる頭巾(ひる)に似ているから」など多くの説がある。』
中部地方の最高峰
新潟県
『新潟県』の最高峰
山名:小蓮華山(これんげさん)
標高:2,766m
概要
『頂上には鉄剣が立っている。以前は石仏を祀る祠も立っていたが、山頂部崩落により失われ、頭部が欠損した石仏のみが残る。』
富山県
『富山県』の最高峰
山名:立山(大汝山)
標高:3,015m
深田久弥の紹介文
『立山まいりの白衣姿は全国から集まった。立山権現の功徳もさることながら、この山が非常に変化に富んでいて、登山の楽しみが多いことも魅力の一つであっただろう。芦峅から頂上までの旧道には、昔の繁栄を忍ばせるような伝説や古蹟が至るところに残っている。 』
石川県
『石川県』の最高峰
山名:白山(御前峰)
標高:2,702m
山名の由来
『かつては「越白嶺」と書いて「こしのしらね」と呼ばれ、その名残が現在の白山周辺の地名「白峰」として残っている。その後、「白山」と書いて「しらやま」と読む時期を経て、現在の呼称となっている。』
福井県
『福井県』の最高峰
山名:越前三ノ峰(福井県の最高地点)
標高:2,095m
概要
『古来より白山は信仰の山として登られ、岐阜県側からの美濃禅定道がここを通過している。山頂の南側には、福井県と岐阜県の境にある各都道府県の最高峰(福井県)の標高2,095 mの小ピークがある』
長野県
『長野県』の最高峰
山名:奥穂高岳
標高:3,190m
深田久弥の紹介文
『明治の末年頃から、日本山岳会の先輩たちが相次いで登り、それまで一括して穂高と呼ばれた岩峰群に、北穂高、奥穂高、涸沢岳、前穂高、西穂高、明神岳という風に、それぞれの名称が与えられるようになった。その最高は奥穂であってわが国第三位である。』
山梨県
『山梨県』の最高峰 ※静岡県と同じ
山名:富士山(剣ヶ峰)
標高:3,776m
深田久弥の紹介文
『日本人は小さい時から富士の歌をうたい、富士の絵を描いて育つ。自分の土地の一番形のいい山を指して何々富士と名づける。最も美しいもの、最も気高いもの、最も神聖なものの普遍的な典型として、いつも挙げられるのは不二の高根であった。』
岐阜県
『岐阜県』の最高峰 ※長野県と同じ
山名:奥穂高岳
標高:3,190m
深田久弥の紹介文
『明治の末年頃から、日本山岳会の先輩たちが相次いで登り、それまで一括して穂高と呼ばれた岩峰群に、北穂高、奥穂高、涸沢岳、前穂高、西穂高、明神岳という風に、それぞれの名称が与えられるようになった。その最高は奥穂であってわが国第三位である。』
静岡県
『静岡県』の最高峰 ※山梨県と同じ
山名:富士山(剣ヶ峰)
標高:3,776m
深田久弥の紹介文
『日本人は小さい時から富士の歌をうたい、富士の絵を描いて育つ。自分の土地の一番形のいい山を指して何々富士と名づける。最も美しいもの、最も気高いもの、最も神聖なものの普遍的な典型として、いつも挙げられるのは不二の高根であった。』
愛知県
『愛知県』の最高峰
山名:茶臼山
標高:1,415m
概要
『愛知県の最高峰であり、山域は天竜奥三河国定公園に指定されている。山頂には愛知県側の展望台と長野県側の展望台があり、奥三河の山々と南アルプスの山々が一望できる。山頂には点名が「茶臼山」の二等三角点が設置されている。写真ではわかりにくいが、『山の上に山がある』という形状である。』
近畿地方の最高峰
三重県
『三重県』の最高峰
山名:大台ケ原山(日出ヶ岳)
標高:1,695m
概要
『最高点の一等三角点は基準点名が「大台ヶ原山」であるが、国土地理院による地図には日出ヶ岳(ひでがだけ)と表記され、三重県の最高峰である。大台ヶ原は吉野熊野国立公園の一部として指定され、特に景観を保護するために特別保護地区に指定されている。』
滋賀県
『滋賀県』の最高峰
山名:伊吹山
標高:1,377m
深田久弥の紹介文
『私は山の混雑は大嫌いだから、四月中旬の一日を選んだ。晴天に恵まれて、誰もいない山腹を一人で登って行くと、草枯れの間にもうタンポポや草ボケや紫ケマンの色どりが美しかった。(略)登るに従い、展けてくる眺望に心を奪われた。』
京都府
『京都府』の最高峰
山名:皆子山(みなごやま)
標高:972m
概要
『丹波高地の東端を形成する花折断層の一部をなしており、東側に安曇川上流の葛川(かつらがわ)を間にして比良山地と対峙している。北側山麓には葛川の支流が谷を形成し、足尾谷と呼ばれており、丹波高地有数の渓谷美で知られている。足尾谷を挟んだ北側には、同じ丹波高地に属し、高層湿原として知られる八丁平(はっちょうだいら)を抱く峰床山が続いている。南側山麓は葛川とその上流の百井川が流れており、南斜面から百井川に注ぐ谷は皆子谷と呼ばれている。皆子谷の源頭は山頂付近に達しており、山頂のすぐ西側でなだらかなすり鉢状・高原状の地形を形成している。』
奈良県
『奈良県』の最高峰
山名:八経ヶ岳(八剣山)
標高:1,915m
概要
『八経ヶ岳(はっきょうがたけ)は紀伊山地の一角として奈良県吉野郡天川村と上北山村の境に位置する山である。標高1,915 mで、奈良県および近畿地方の最高峰である。八剣山(はちけんざん)とも呼ばれるほか、役行者が法華経八巻を埋納したと伝わることから仏経ヶ岳(ぶっきょうがたけ)とも呼ばれる』
大阪府
『大阪府』の最高峰
山名:大和葛城山(やまとかつらぎさん)
標高:959m
概要
『大和葛城山は金剛生駒紀泉国定公園内にあり、北の二上山や南の金剛山に連なる金剛山地の山の一つである。かつては金剛山を含む葛城山脈を総称して葛城山と呼び、大和葛城山は大和国では戒那山(かいな — )、天神山あるいは鴨山と呼ばれ、河内国では篠峰(しのがみね)と呼ばれた。山頂付近は葛城高原と呼ばれ、ツツジの開花時期には多くの観光客が訪れる。』
兵庫県
『兵庫県』の最高峰
山名:氷ノ山(ひょうのせん)
標高:1,510m
由来
『天照大神が旭日に映える樹氷を見てヒエの山と呼んだことが名前の由来であるといわれている。山麓の舂米集落には天照大神の御製が伝わる。鳥取県側では、伊勢道として、天照大神が実際に通られた道として、江戸時代には伊勢参りの際に利用された。伊勢道の途中に天照大神が腰掛けたとされるさざれ石がある。』
和歌山県
『和歌山県』の最高峰
山名:龍神岳
標高:1,382m
概要
『2008年(平成20年)に田辺市が全国から名称の公募を開始し、翌年3月3日に、最も応募の多かった「龍神岳」を「雄大・神秘的で親しまれる名称」として命名した』
中国地方の最高峰
岡山県
『岡山県』の最高峰
山名:後山(うしろやま)
標高:1,345m
概要
『後山は、「西大峯山」と呼ばれることもある、修験道の中心地として栄えた山の一つであり、今日でも美作市側にある道仙寺奥の院の周囲は女人禁制とされている。後山そのものは役小角により開かれたと伝えられているが、道仙寺は建長年間(1249年 - 1255年)に僧徹雲法印によって開かれたとされており、実際の後山における修験道の発展は13世紀以降と見ることができる。今日でも50以上の行場が存在し、様々な形での修行が行われている。 9月7日と8日には、道仙寺の奥の院と護摩堂にて、紫燈大護摩法要が行われ、全国から1万人余りの修験者達が訪れる。』
広島県
『広島県』の最高峰
山名:恐羅漢山(おそらかんざん)※島根県と同じ
標高:1,346m
概要
『中国山地西部の冠山山地に属し、およそ860m南西にある旧羅漢山(標高1,334m)と双耳峰をなしている。山頂には三等三角点「羅漢」が設置され1,346.35mとなっている。中国山地では頂部のなだらかな山が多いが、恐羅漢山の周囲は断層沿いに比較的急峻な谷間が刻まれ、その一つが三段峡である。』
鳥取県
『鳥取県』の最高峰
山名:大山(だいせん)
標高:1,729m
深田久弥の紹介文
『耆の国にありながら出雲富士という名もあるのは、この山が整った富士型に見えるのは、出雲から望んだ場合に限るからであろう。私は大山を、松江の城から、出雲大社から、三瓶山の頂から、望んだ。いつも一目でわかる。秀でた円錐形で立っていた。』
島根県
『島根県』の最高峰
山名:恐羅漢山(おそらかんざん)※広島県と同じ
標高:1,346m
概要
『中国山地西部の冠山山地に属し、およそ860m南西にある旧羅漢山(標高1,334m)と双耳峰をなしている。山頂には三等三角点「羅漢」が設置され1,346.35mとなっている。中国山地では頂部のなだらかな山が多いが、恐羅漢山の周囲は断層沿いに比較的急峻な谷間が刻まれ、その一つが三段峡である。』
山口県
『山口県』の最高峰
山名:寂地山(じゃくちさん)
標高:1,337m
概要
『この山のブナ林は中国山地最大級の規模ともいわれ、新緑や紅葉に映える時期は、ことさら美しさを増す。またふもとの寂地峡や犬戻し峡は滝と水の名所として知られ、人気の景勝地である。』
四国地方の最高峰
香川県
『香川県』の最高峰
山名:竜王山
標高:1,059m
歴史
『現在はふもとにある竜神を祭った神社が、かつては山頂にはあったことから竜王山と呼ばれるようになったという。高松藩とのつながりが深く、中腹に藩主に献上するための雪を夏まで埋めていた雪穴(せっけつ)がある。別名の「鷹山」はこの山が高松藩主の鷹狩をした場所と伝えられていることによる。』
徳島県
『徳島県』の最高峰
山名:剣山(つるぎさん)
標高:1,955m
深田久弥の紹介文
『剣山の頂上は、森林帯を辛うじて抜いた草地で、その広々した原は、昼寝を誘われるようなのんびりした気持ちのいい所だった。すぐ真向かいには、こちらより僅かに低いジロウギュウが中々立派であり、北方には幾重も山を越えて瀬戸内海の方が見渡せた。』
高知県
『高知県』の最高峰
山名:三嶺(みうね)
標高:1,894m
山名の由来
『高知県では「さんれい」とも呼ばれるが、この呼び名は昭和30年代頃から登山者の間で用いられるようになったもので、地元では古くより「みうね」と呼んでいた。また、『物部村史』によると、昔は「みうね」と呼んだと記述されていることから、正式な呼び名は「みうね」とされた』
愛媛県
『愛媛県』の最高峰
山名:石鎚山(いしづちさん)
標高:1,982m
深田久弥の紹介文
『石鎚山は四国のみならず西日本最高の山である。わが国で最も古くから讃えられた名山の一つで、「日本霊異記」にその名前が現れている。石鎚神のいます山としてあがめられ、まだ山岳が仏教の影響を受けない昔からの名山であった。』
九州地方の最高峰
福岡県
『福岡県』の最高峰
山名:釈迦岳
標高:1,230m
概要
『釈迦岳にはおよそ120mの距離を隔てて東西に2つの峰があり、最高点は大分県にある東峰の普賢岳である。もう一方の峰の本釈迦は県境にあり、標高1,229.5mで福岡県の最高峰である』
佐賀県
『佐賀県』の最高峰
山名:経ヶ岳(きょうがたけ)
標高:1,075m
概要
『山頂では多良岳や五家原岳、大村湾等を、天気が良ければ雲仙岳をも見渡すことができる。標高1,000m以上の山としては日本で最西端に位置する。従って日本国内には、経ヶ岳より西にそれより高い地点はない。』
長崎県
『長崎県』の最高峰
山名:雲仙岳(うんぜんだけ)
標高:1,483m
概要
『古くは『肥前国風土記』で「高来峰」と呼ばれているのがこの山であり、温泉についての記述がある。雲仙はもとは「温泉」の表記で「うんぜん」と読んでいたが、国立公園指定の際に現在の表記に改められた。』
大分県
『大分県』の最高峰
山名:九重山(くじゅうさん)
標高:1,791m
深田久弥の紹介文
『九州には、霧島、阿蘇、雲仙などの噂の高い山があるせいか、その最高峰は見逃されがちのようである。九州本島で一番高いのは九重山。九重山は山群の総称であってその主峰は久住山。(略)そんな分け前に落ちつくまでに、長い間山名の争奪戦があったそうである。』
熊本県
『熊本県』の最高峰
山名:国見岳(くにみだけ)
標高:1,739m
概要
『国見岳は熊本県八代市と宮崎県椎葉村の県境にまたがる山で、共に秘境と呼ばれる山深い山村であり、平家の落人伝説が残る村である。球磨川の支流、川辺川および耳川のそれぞれの源流域に位置し分水嶺をなしている。このような九州の脊梁をなす山奥に鎮座するが、視程のよい日には熊本市内からも南東方向に山頂部を望むことができる。』
鹿児島県
『鹿児島県』の最高峰
山名:宮之浦岳
標高:1,936m
深田久弥の紹介文
『最高峰の宮ノ浦岳はほぼ島の中央を占め、少し距たって、永田岳、黒味岳が立っている。いずれも千八百米以上を算するが、それ以下の山になると無数にある。山の頂をタケと呼び、島の人たちに言わせると、そのタケが三百三十もあるそうである。』
宮崎県
『宮崎県』の最高峰
山名:祖母山(そぼさん)
標高:1,756m
深田久弥の紹介文
『祖母山は昔は九州第一の高峰として国定教科書にも載ったことがある。その後その名誉は九重山に譲ったが、山の由緒は古い。日向、豊後、肥後の三国に跨って古来鎮西の名山と称せられた。(略)実証的な記事は橘南谿の「西遊記」にも見えている。』
沖縄県
『沖縄県』の最高峰
山名:於茂登岳(おもとだけ)
標高:526m
概要
『古くから霊山として信仰の中心的存在であり、山名の「ウムトゥ」は「島の大本」を意味するともいう。『琉球国由来記』によると、名蔵村の御嶽は於茂登の神「ウムトゥテラシィ」の拝礼所で、於茂登の神を祀る祭事が島内の多くの御嶽で行われたとされる。』
まとめ
いかがでしたでしょうか?あなたの都道府県の最高峰について知っていましたか?
百名山などのくくりだけでなく、このようなくくりで登る山を決めてみるのも面白いかもしれませんね!
本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!