日本その国土の多くが山岳、森林となっており、その中には何百年の樹齢を誇り、我々の想像をはるかに超える成長をしている巨樹が数多く存在しております。
今回は日本に存在する巨樹のベスト5を紹介していきます。
巨樹の基準は環境省の「巨樹・巨木林データベース」や環境省自然環境局生物多様性センター等の報告をもとに「幹回り」が大きいランキングとなります!
日本の巨樹ベスト5
第4位(同数値)
日本第4位の巨樹
巨樹名:本庄の大楠
幹回り:21.00m
樹高:25.8m
所在地:福岡県築上郡築上町本庄
概要
『大楠神社の古文書によれば、景行天皇が九州平定のため京都郡・御所ヶ谷に行宮を造営したときに南三里の山河清浄の地に常磐木の楠を植え、戦勝を祈願したといわれる。推定樹齢1900年。日本三大楠の一つで 大正11年に国の天然記念物に指定された。度重なる災難にあっても奇跡的に復活する姿に、「霊験あらたか」と信仰される神の樹でもある。』
第4位(同数値)
日本第4位の巨樹
巨樹名:川古の大クス
幹回り:21.00m
樹高:25m
所在地:佐賀県武雄市若木町
概要
『本幹は空洞化し、稲荷の石碑が祀られている。奈良時代には名僧行基が訪れ、大楠の一部に観音立像を刻み、その頭部には六臂観音をはめ込んだという伝説がある。現在は幹からはがれていた観音像も堂宇に祀られている。』
第3位
日本第3位の巨樹
巨樹名:北金ヶ沢のイチョウ
幹回り:22.00m
樹高:31m
所在地:青森県西津軽郡深浦町北金ケ沢塩見形
概要
『神木として古くより崇拝信仰されており、人間の乳房または鍾乳石に似た形をした数多くの気根が垂れ下がっており、気根を触ると母乳の出が良くなり赤子を肥やすと言い伝えられていることから、母乳の出の良くない女性たちの信仰の対象として、垂乳根の公孫樹(たらちねのいちょう)とも呼ばれている。』
第2位
日本第2位の巨樹
巨樹名:来宮神社の大楠
幹回り:23.9m
樹高:26m
所在地:静岡県熱海市西山町42−3
概要
『社の縁起によると、創建には次のような説がある。710年(和銅3年)、漁夫の網に1体の木像がかかった。何度捨ててもまた木像が網にかかるので漁夫はこれを怪しみ、海辺のマツの木の根元に木像を安置した。ある夜漁夫の見た夢に、木像が神の姿で現れた。木像は「自分は五十猛命である」と名乗り、「山に7本のクスの大樹があって波音の聞こえない地がある。そこに自分を祀れ。さすれば村民たちを守護しよう」と告げた。そこで漁夫はこの地を選び、「木の宮(来宮)」として祀った。それが来宮神社の始まりであるという。』
第1位
日本第1位の巨樹
巨樹名:蒲生の大クス
幹回り:24.22m
樹高:約30m
所在地:鹿児島県姶良市蒲生町上久徳2259−1
概要
『樹齢は約1500年と推定され、1988年に行われた環境庁による巨樹巨木調査において日本最大の巨木と認定されている。宇佐八幡宮神託事件で大隅へ配流された和気清麻呂が当地を訪れ、手にしていた杖を地に刺したものが根付いたものと伝えられ(杖立て伝説)、蒲生舜清が蒲生八幡神社を創建した保安4年(1123年)の時点で既に神木として祀られていたともされているので、当時から相当の大木であったと考えられている。』
まとめ
いかがでしたでしょうか。
巨樹は、その姿を眺めるだけで神聖な気持ちになりますね。ご神木として崇められる樹が大きいのも頷けます。
ぜひ巨樹に実際に会いに行ってみましょう!!
本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!