音楽と山を愛するバンド『スーパー登山部』とは！？結成の経緯、活動内容、楽曲ついて解説！！

こんにちは！ブログ主のみつおです。みなさんは自分の登山のイメージソングってありますか？私はヤマノススメのOPの夏色プレゼントです！

登山をテーマにした曲であったり、登山のイメージに合った曲って色々ありますよね。爽やかでのんびりした曲を登山に向かう途中や下山後に聴くのが好きという方も多いのではないでしょうか。

そんな登山ソングを探している方にオススメのアーティストがいます。その名もスーパー登山部です！まさに登山ソングを歌ってくれそうな名前ですね！まだ結成して2年度ほどのグループなので知らない方もいらっしゃるかと思います。

superclimbingclub.bitfan.id

バンド名に「登山部」とあるように、音楽と登山を組み合わせた活動をしているグループです。

今回は、スーパー登山部の結成の経緯、活動内容、楽曲ついて解説していきます！登山ソングを探す方の旅のおともになる楽曲が見つかると嬉しいです！

スーパー登山部」というバンド｜楽器を歩荷して北アルプス・標高2,832mで奏でる自由な音楽 | YAMAP MAGAZINE

スーパー登山部の概略は以下の通りです。

・2023年に結成された5人組バンド

・2023年5月に名古屋のKDハポンで初ライブ

・2023年8月11日の山の日に初のシングル「風を辿る」を配信リリース

・2023年8月13日に東京代官山UNITで2回目のライブ

・2024年3月に長久手市文化の家での結成一周年記念コンサートを開催

・2024年6月からツアー「1st EP Release Traverse」がスタート

・2024年8月2日に白馬山荘でライブ

スーパー登山部の結成の経緯
- バンドメンバー集め
- 「スーパー登山部」というバンド名をつけて活動スタート
バンド活動と登山
楽曲紹介
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おわりに

スーパー登山部の結成の経緯

バンドメンバー集め

スーパー登山部とは2023年1月にキーボーディストの小田智之さんを中心として結成された5人組バンドです。

スーパー登山部の結成前の小田さんは、愛知県にある長久手市文化の家という文化施設で契約アーティスト（創造スタッフ）として活動しておりました。

bunkanoie.jp

その契約アーティストの役職を卒業する2024年3月に施設内の大きなホールでコンサートを行うことが何年も前から決まっていたそうです。

そのコンサートでは、バンドだけでなく弦楽器なども入れた豪華なパフォーマンスをやりたいと考えていた小田さんは、まずはバンドメンバーを集めようと動き始めました。

そこで以前から音楽仲間であったベーシストの梶祥太郎さんと一緒に、2023年の頭くらいからメンバーを集めはじめました。

ボーカルのHinaさんは小田さんの大学の後輩であり、在学中は繋がりは無かったものの、卒業後に大学の先生経由で知り合いになったそうです。

小田さんはHinaさんの歌声を最初に聴いたとき「こんなに素敵な声の持ち主が身近にいたんだ！」と感動し、何度か一緒に仕事を重ねていく中で、バンドメンバーに誘うことになったそうです。

Hinaさんの歌声は感情に訴えかける力があり、真剣に曲と向き合い、楽曲を解像度高くコントロールできるところがすごい感じているとのことです。

ギターのいしはまゆうさんは素敵な音楽を創る顔なじみの音楽仲間であり、ドラムの深谷雄一さんは中村佳穂さんのバンドでも活躍している雲の上の存在と感じていたのですが、、絶対に一緒にやりたいと思ってダメ元で声をかけたところ、お二人とも快諾してくれたとのことです。

こうして2023年の前半に5人が揃ってバンドの活動がスタートしました。

小田智之：キーボード

梶祥太郎：ベース

Hina：ボーカル

いしはまゆう：ギター

深谷雄一：ドラム

「スーパー登山部」というバンド名をつけて活動スタート

最初はバンド名を決めずに活動していたそうなのですが、2023年の5月に名古屋のKDハポンで初ライブに出演することになり、ライブハウスの方から「バンド名をつけてください」と言われたそうです。

その時に深谷さんから、「LINEのグループ名が『スーパーバンド』だから、スーパーを残して『スーパー登山部』はどうか」という提案があり、メンバー全員が賛同したことで、スーパー登山部という名前に決まったそうです。

ただメンバー全員が登山趣味があったわけではなく、小田さんは山岳会にも所属するような登山好きでしたが、小田さん以外のメンバーは全く登山をしたことが無かったそうです。

ただ小田さんが山の話をよくしていたこともあり、他のメンバーも興味を持ち始めていて、「近いうちに5人で登りたいね」って話していたところでした。

なので小田さんは「バンド名にしたら登らなきゃいけなくなるけど、本当にいいの？」ってみんなの目を見てちゃんと確認したそうです。

そしてスーパー登山部と名前が決まった後の、KDハボンでの初ライブのチケットは即完売し、これがバンドにとっての大きな一歩となりました。

バンド活動と登山

バンド活動がスタートし、小田さんは「山と音楽を絡めた活動ができればいいな」という思いを持っていました。

小田さんは元々山が好きで、作曲に煮詰まった時には登山に行き、山頂でハーモニカを演奏してリフレッシュしていたそうです。

小田さんはお父さんに富士山登山に連れて行ってもらったのがきっかけで登山を好きになり、大学生になってからは自分で登るようになりました。大学3年生の時に登った槍ヶ岳がとても印象に残っているそうです。

ただ他のメンバーは登山未経験であり、実際に一緒に登ってみたら全然ハマらない可能性もあったので、音楽はともかく、山についてはあまりメンバーに求めすぎないようにしていたそうです。

「みんなで山に行こうね」と言っていたものの、なかなか5人全員の予定を合わせることが難しく、最初の数回は2人か3人で近場の低山を登っていました。

初めて5人で登ったのは中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2,956m)でした。天候不順で何度も延期になったのですが、4度目の正直でやっと行けました。下山の時に雷が鳴って雹が降って大変だったものの、とても楽しい登山になったそうです。

yamap.com

この木曽駒ケ岳の登山を通じてメンバーみんなが山を好きになってくれたそうです。

そして2023年8月11日の山の日に初のシングル「風を辿る」を配信リリースし、同じ日に八ヶ岳の天狗岳(2,646m)に登山しました。夜は黒百合ヒュッテに泊まって、ゆったりとした素敵な時間を過ごしたそうです。

そして下山後の翌々日の2024年8月13日には東京代官山UNITで2回目のライブを成功させました。

2024年10月13日に今池TOKUZOで開催された2度目の自主企画ライブのチケットも完売し、着実にファンベースを広げていくこととなりました。

2024年3月には結成当初から予定していた長久手市文化の家での結成一周年記念コンサートを開催し大成功を収めました。

創造スタッフ小田智之プロデュースバンドスーパー登山部LIVE 「2024年登山の旅vol.1」【3月2日（土）】 | 長久手市文化の家 NAGAKUTE Cultural Center

そして2024年6月からはバンド初のトラバース（ツアー）「1st EP Release Traverse」がスタートしました。このツアーは「下北沢BASEMENTBAR」、「名古屋JAMMIN」、「大阪心斎橋CONPASS」、そして「白馬山荘」でフィナーレを迎えるという壮大なものになりました。

各都市での公演も成功し、2024年8月2日には北アルプスの白馬山荘でライブを行いました。

アンプなどの重たい機材は白馬山荘の協力によってヘリコプターで運搬してもらい、ギターやドラムセットなどはなんと自分たちで歩荷して登ったそうです。

初のツアーは標高2,832mの前代未聞の会場で素晴らしいフィナーレを迎え、大盛況のうちに幕を閉じたのでした。

小田さんは、これからもフェスに出て音楽シーンでどんどん活躍していきたいと考えています。

山の活動としては、いつか涸沢でフェスやったり、燕山荘でアルペンホルンとセッションしたり、山岳地帯を縦走しながらいろんな山小屋を回ってライブするのが夢とのことです。

全国の山を登り音楽活動をするスーパー登山部の活躍から目が離せませんね！いつか山頂ライブに参戦してみたいです！

楽曲紹介

スーパー登山部は2024年11月現在で7曲のシングルをリリースしています。どれも素晴らしい曲ばかりなのでぜひ聴いてみてください！

1stシングル「風を辿る」: 2023年8月11日
2ndシングル「意志拾い」: 2023年10月3日
3rdシングル「ITAI」: 2024年1月30日
4thシングル「hatoba」: 2024年2月25日
5thシングル「スーパー銭湯もある」: 2024年4月26日
6thシングル「樹海 feat. TENDRE」: 2024年7月15日
7thシングル「頂き」: 2024年9月25日

公式Youtubeチャンネルで配信されているので、是非聴いてみてください！

www.youtube.com