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走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

沖縄100kウルトラマラソン2024への道!③戦争・歴史遺跡の観光、与那覇岳の登山【体験記】

こんにちは!ブログ主のみつおです。

 

前回は、沖縄100kウルトラマラソン2024のレース中の模様をお伝えしました。

www.mitsuo-runblog.com

 

ウルトラマラソンの後の2日間は有給を取得して、沖縄の戦争・歴史遺産(ひめゆりの塔、平和記念公園、中城)の観光と、与那覇岳の登山をしてきましたので、今回はそ模様をお伝えしたいと思います!

 

沖縄の重厚な歴史と豊かな自然を満喫してきましたのでお楽しみください!!

 

 

 

那覇市内の朝ラン

前日にウルトラマラソンで100km走り筋肉痛で足がバキバキでしたが、アクティブレストということで那覇市内を軽く朝ランしてきました。

 

沖縄はやはり海だと思い海沿いに向かって走り出します。10分ほどえっちらおっちら走ると沖縄の海が面前に現れました。

 

近くに寄って見てみようと思ったら、想像以上に波が強くランニングシューズに思いっきり海水がぶっかかってしまいました笑

 

今日、この靴を履いて観光もするんだけどな...とちょっと凹みつつ、濡れた靴を乾かすためにも走り続けました。

 

5kmほど走ってホテルの朝食バイキングを頂きます。ハライチのターンで澤部さんも言ってましたが、ホテルの朝食バイキングってマジでテンション上がりますね!!筋肉痛の回復のためにも、タンパク質多めでモリモリご飯を食べます。

 

 

 

ひめゆりの塔

朝食バイキングを食べた後は、レンタカーを借りて戦争遺跡を観に行くことにしました。

 

沖縄といえば太平洋戦争において地上戦が繰り広げられた場所であり、戦争に関する史跡がいろいろと残っております。

 

まずはその中でも有名なひめゆりの塔に行ってみることにしました。

 

ひめゆりの塔は、1945年の沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校の生徒や教師によって組織されたひめゆり学徒隊のための慰霊碑です。

 

「ひめゆり」の由来は、沖縄県立第一高等女学校の校誌名が「乙姫」、沖縄模範学校女子部の校誌名が「白百合」と名づけられていたことから、合わせて「姫百合(ひめゆり)」としたといわれています。

 

生徒222名と引率教師18名は負傷兵の看護、水汲み、飯上げ、死体埋葬など過酷な労働に従事することになり、結果的に136名が命を落とすこととなりました。ひめゆりの塔は1946年に、両校で最も多くの犠牲者を出したガマ(鍾乳洞)の上に建てられました。

 

展示の中で最も印象的であったのは、亡くなった方々の写真に彼女たちのプロフィールが添えられていたところで、「面倒見がよく後輩に慕われていた」、「バレーボール部に所属していた」、「兄弟と仲が良かった」など、戦争に駆り出される直前まで当たり前の日常が営まれていたんだということに気づかされました。

 

また、生き残った学徒隊の方々の証言映像を見たのですが、学徒隊に召集された直後はまだ明るい雰囲気で、そのうち帰れるだろうという気持ちで勉強道具を持ってきていたという話を聞いて、戦争が一瞬にして日常を破壊してしまったのだなということを痛感しましたね。

 

 

 

沖縄県営平和祈念公園

次に沖縄県営平和祈念公園に向かいました。この公園は沖縄戦終焉の地となった沖縄本島南部の糸満市摩文仁(まぶに)にあり、約40ヘクタールの広大な公園内に戦没者の慰霊碑や慰霊塔が建立されています。

 

この公園内にある「平和の礎(いしじ)」には、沖縄戦などで犠牲になった24万人を超える人たちの名前が刻まれています。

 

見渡す限りに立ち並ぶ数多くの石碑に戦没者のお名前がびっしりと刻まれているのを見て、戦争がいかに多くの人の命を奪ったのかということをヒシヒシと感じることになりました。

 

 

 

中城(なかぐすく)城跡

この日は最後に中城(なかぐすく)城跡に行ってきました。

 

かつて沖縄には琉球王国と呼ばれる独立国家が存在し、琉球王国ではグスクと呼ばれる石を使った城壁が造られてきました。2000年12月には5つのグスクと4つのグスク関連遺産が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界文化遺産に登録されました。

 

今回は、14世紀後半に豪族の先中城按司(さちなかぐずくあじ)が沖縄本島中部の中城湾を望む丘陵上に築いた中城城跡に行ってきました。

 

中城城跡の城壁はなだらかで美しい曲線が見事で、城門をアーチ式にするなど高度な石積み技術で築かれています。今は一部工事中のようでしたね。

 

頂上からは城下の町が一望でき、琉球王国の支配者もグスクからこの景色を観ていたんだろうと、かつての王国に思いを馳せます。

 

城内では綺麗な城壁が保存されていました。城は6つの郭からなり、城壁は琉球石灰岩で積まれ、自然の岩石と地形的条件を巧みに生かしながら構成されています。

 

ここまで来て疲れもピークに達したので、この日はこれで帰ることにしました。伊計島まで行こうかと思いましたが、さすがに限界ですね笑

 

 

 

与那覇岳

次の日はホテルを早々にチェックアウトし与那覇岳を目指します。

 

与那覇岳は沖縄県国頭郡国頭村に位置する標高503mの山で、沖縄本島の最高峰です。山頂域は日本国の天然記念物「与那覇岳天然保護区域」に指定され、ノグチゲラやヤンバルクイナなどの動物が生息しています。

 

那覇市内からは車で約100kmの距離にあるため、レンタカーで2時間ほどかけて向かいます。沖縄本島って想像している以上に南北に長いですよね。100kmって新横浜から埼玉の羽生くらいまでの距離ですからね。

 

2時間ほど沖縄の高速道路をかっ飛ばし与那覇岳の登山口に到着しました。平日でしたが、そこそこ車が停まってましたね。

 

早速登山開始です。登山口でしっかりと靴の汚れを落として与那覇岳の森に入っていきます。

 

植生がジャングルっぽくて冒険感がありますね!12月だったので涼しかったですが、夏に来たらもの凄く蒸し暑そうな空気感です。

 

道中に咲いていた黄色い花はツワブキというそうです。

 

山頂手前まで来たのですが立ち入り制限の看板がありました。おそらくガイドがついてない状態で山頂に行くのはルール違反なのかなと思い、ここで引き返すことにしました。山頂は眺望が無いみたいですしね。ジャングル感を味わえただけで満足です。

 

登山口に帰り、再びレンタカーで那覇市内に戻ります。この日はこの後、エニタイムフィットネスに行き、温泉に入り、居酒屋で沖縄料理を食べて、飛行機で関東に帰りました!

 

かなり駆け足でしたが、沖縄の歴史と自然を堪能できた旅となりました!!

 

 

 

おわりに

今回は、沖縄の戦争・歴史遺産(ひめゆりの塔、平和記念公園、中城)の観光と、与那覇岳の登山の模様をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

 

沖縄といえば夏のイメージがありますが、12月のこの時期は気温が18度くらいで過ごしやすく、海に入らないのであればこの時期に来るのもアリかなと思います!!

 

沖縄はまだ石垣島や宮古島といった離島には行ったことが無いので、いつか行ってみたいと思います。

 

ウルトラマラソンと観光を十二分に楽しむことができた4日間の沖縄旅行となりました。これにて沖縄100kウルトラマラソンへの道シリーズは終了となります。ここまでご拝読頂きありがとうございました!!!

 

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!