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趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

磐梯山の登山レビュー!八方台登山口から登ってきました!【2024年10月末】

こんにちは!ブログ主のみつおです。一気に気温が下がってきて山によっては雪が降る季節になってきましたね。

 

そろそろ東北の山も雪が降り始める季節ということで、東北の山々が真っ白になってしまう前の10月末に福島県の磐梯山(ばんだいさん)に登ってきました!

 

登山を始めたばかりの7年前くらいに1度だけ登ったことがあるのですが、今回はルートを変えてアタックしてみようかと思っています。

 

ということで今回は磐梯山の登山レビューとなります!10月末の紅葉で色づいた東北の山の魅力をお届けできればと思います!

 

 

 

磐梯山(ばんだいさん)とは

磐梯山の基本情報

磐梯山は福島県耶麻郡猪苗代町、磐梯町、北塩原村にまたがる活火山です。標高は1816mです。日本百名山の一座ですね。

 

会津盆地の東に位置しており、南面や東面から眺めた際に綺麗な三角の頂が見えることから、『会津富士』とも呼ばれる福島県のシンボル的存在です。

 

元々は「いわはしやま」と読み、「天に掛かる岩の梯子」を意味していましたが、次第に現在の「ばんだいさん」と呼ばれるようになりおました。

 

磐梯山の麓は南側が表磐梯北側が裏磐梯と呼ばれております。表磐梯から見える山容は綺麗に整っておりますが、裏磐梯から見ると荒々しい姿を見せてくれるため、表と裏のどちらから登るかによって違う一面を見ることができます。

 

6つの登山ルート

磐梯山は6つの登山ルートがあります。

 

https://www.bandaisan.or.jp/new_bandaisanorjp/wp-content/uploads/2023/06/tozanMap.pdf

 

7年前に登ったときは猪苗代登山口から登って翁島登山口から降りるルートを選択しました。かなり速いペースで登ったつもりしでしたが、山と高原地図のコースタイムとほぼ同じだった記憶がありますね。

 

今回は7年前とは違うルートで行きたいと思い、八方台登山口からのピストンで登るコースを選択しました!6つのルートの中では最も短いルートですが、登りながら表磐梯と裏磐梯の両方の景色を観ることができる良コースですね。

 

7年前はちょっと天気が悪かったので、今回は山頂からどんな景色が見えるか楽しみです!

 

 

磐梯山の登山レビュー

登山口へのアクセス、前泊

今回の磐梯山への登山口へのアクセスは以下のようにしました。

 

前日の夜19時に横浜を車で出発

23時に郡山の快活CLUBに到着して前泊

翌朝6時に郡山を出発

7時半に八方台登山口に到着して登山開始

 

ということで19時頃に横浜から車で出発します!ここから郡山まで約4時間の車旅です。夜も遅い時間でしたので、高速も特に渋滞することなくスイスイと進んでいきました。

 

そして予定通り23時頃に快活CLUB郡山桑野店に到着しました。快活CLUBお約束のアイスクリームを一杯だけ食べてこの日はすぐに就寝します。幸いイビキをかいている人もおらずぐっすり眠ることができました。

 

翌朝は5時半に起床し、身支度をして6時に快活CLUBを出発します。途中コンビニに寄ったりして、7時半頃に八方台登山口駐車場に到着しました。

 

7時半の時点で駐車場はかなり埋まっており、隙間になんとか駐車することができました。やはり紅葉のシーズンなので登山や観光の方が多いですね。ちょっと油断してました。一応少し離れた場所に第二駐車場もあるようです。

 

八方台登山口にはトイレもあるので安心です。

 

磐梯山の登山開始

駐車場の向かい側にある登山口から磐梯山に入っていきます。すでに紅葉が綺麗ですね!天気も快晴となりワクワクが止まりません!

 

登山口に入ると早速紅葉のトンネルが待っていました。どうやら最高のシーズンに来れたみたいです!心が洗われますね。

 

登山口から30分ほど歩くと中ノ湯跡に到着しました。ここには90年代まで旅館が営業していたらしいのですが、既に廃業してしまっており、当時の旅館の廃墟が残ったままになっています。また再開してくれたら嬉しいですね。人気出そうな気がします。


中ノ湯跡を過ぎるといよいよ本格的な登山が開始です。登山道もほどよく色づいていて心地よい登山が続きます。そこまで歩きづらい箇所や、危険なポイントも無く、快適な登山道ですね。

 

えっちらおっちら登っていくと途中から景色が開けてきて、磐梯山の北にある桧原湖(ひばらこ)が見えるようになってきました。下山後は桧原湖のほとりにある温泉に寄っていく予定です。

 

途中でこの登山で一番鮮やかな紅葉が見れました!最高の景色というのは突然現れるものですね!心が奪われるとても綺麗な黄色でした!

 

登山開始から1時間半くらい岡部小屋弘法清水小屋に到着しました。こんなに近くに2つの小屋が並立している珍しいですね。飲み物や軽食が売っているようです。お汁粉食べたいけど我慢我慢。

 

この小屋からは裏磐梯の険しい山肌を臨むことができました。裏磐梯川から登ってきたら全く違う景色を楽しむことができそうですね。

 

小屋で少し休憩し山頂を目指します。地図上ではあと少しの距離なのですが、ここから急登が待ち受けています。

 

磐梯山の山頂の景色

最後の急登を乗り越えて、9時30分頃に磐梯山の山頂に到着しました。下界には雲海が綺麗に広がっていました!1816mの山頂ですが、こんなにも雲海がくっきりと見えるんですね!


そして福島を代表する湖である猪苗代湖がとても綺麗に見えました!猪苗代湖は日本の湖の中で4番目に大きい面積を有しているので、迫力がありました!湖畔にうっすらと雲がかかっているのも流麗でしたね。

 

表磐梯の美麗な景色にほっこりしますが、逆側を覗くと裏磐梯の厳しい自も垣間見ることができました。こちら側を見ると磐梯山が火山だということを思い出しますね。茶色に染まった池とか、木の生えていない山肌など荒々しさが目立ちました。

 

下山後の温泉とご飯

山頂で1時間ほどのんびり滞在したのちに下山を開始します。下りは登ってくる人ととのすれ違いに時間がかかり、思ったほど早く降りることはできませんでしたが、およそ1時間半ほどで下山でき、八方台登山口に12時頃に到着しました。

 

朝より到着した時よりも車が増えてますね。絶対に駐車スペースじゃないであろう場所にも車が停まっており、駐車場から出るのもヒヤヒヤでした。

 

下山後はまずは温泉に入ろうということで、桧原ふれあい温泉「湖望」に寄りました。八方台登山口から約20分ほどの場所にあります。山頂から見えた桧原湖のほとりです。

 

とてもコンパクトな温泉でしたね。湯舟は一つで、湖望という名前ではありましたが、湖を見ながら湯に浸かることはできませんでした笑。入浴料金は400円でした。安い!

桧原ふれあい温泉 湖望 - 日帰り温泉 / 北塩原村 - ふくラボ!

 

温泉から上がった後は少し遅めの昼食に向かいます。この地域は山塩ラーメンが名物らしいです。磐梯温泉の温泉水を焚いて作ったミネラル分たっぷりの山塩が使われており、まろやかなでしっかりとした味が特徴のようです。

 

ただ温泉の近くにあったラーメン屋はどこも行列ができており1時間以上待ちそうでした。すでに14時頃だったのですがまさか入れないとは。。大人気ですね。

 

お腹が空いて死にそうでしたので行列店は諦めて、帰り道の途中で見つけた麺や・山の駅食堂に入りました。

山の駅食堂 - お食事処・和食全般 / 猪苗代町 - ふくラボ!

 

30分ほど待って着席することができました。

 

とにかくお腹が空いていたので、名物かつお腹いっぱいになりそうな山塩肉そばを注文しました。大盛りのライス、餃子付きです。塩ラーメンでありながらけっこう脂がきいていたので、大盛りを食べたらかなり満腹になりましたね!美味しかった!

 

温泉に入り、お腹いっぱいにもなりましたので、名残惜しいですが横浜に帰ります。帰りの高速では事故渋滞に2回ほど捕まりましたが、21時ごろには横浜に帰ってくることができました。お疲れ様でした!

 

磐梯山の登山行程

 

6時に郡山を出発

7時半に八方台登山口を出発

9時半に山頂に到着

10時半に山頂を下山開始

12時に下山完了

12時半に桧原ふれあい温泉「湖望」で入浴

14時半に麺や・山の駅食堂で食事

21時に横浜に帰着

 

東北の素朴で美麗な山旅を堪能することができました!素晴らしかったです!

 

 

この記事に関連した過去記事の紹介

過去に東北の西吾妻山に登った時の記事を投稿しておりましたので、よかったらご覧ください!www.mitsuo-runblog.com

おわりに

今回は、福島県の磐梯山の登山レビューをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか!?

 

磐梯山に登るのは2回目でしたが、前回とは違うルートから登ったことでまた違った一面を見ることができました。

 

磐梯山は6つのルートがあるので何回でも楽しめる素敵な山だと思います。皆様も是非とも磐梯山に登って東北の山の魅力を堪能してください!

 

 

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!