こんにちは!ブログ主のみつおです。8月にコロナにかかってしまいました。去年も8月にかかったので、コロナは夏の病気という感覚です。
先日、日本看護倫理学会がコロナのワクチン「レプリコンワクチン」に対して緊急声明を発表したというニュースが出ましたね。
mRNAワクチンはまだデータも少なく、安全性についての懸念はずっと言われてきていますよね。私は反ワクチンではないですが。
私が気になったのは日本看護倫理学会という聞き慣れない団体についてです。皆様は聞いたことありましたでしょうか?
今後mRNAワクチンが世界のスタンダードになっていくのかどうかについては私も気になっているので、今回はこの緊急声明を出した日本看護倫理学会について調べてみました!
この記事の要点は以下の通りです。
・日本看護倫理学会は、看護倫理を研究する学術団体・一般社団法人であり非営利組織織
・日本看護倫理学会にも医師の資格を持っている人がいる
日本看護倫理学会の概要
日本看護倫理学会とは?
一般社団法人日本看護倫理学会は、看護倫理の知の体系化、看護倫理に関心をもつ実践者・研究者・教育者等の交流、看護倫理に関する提言を目的として、2008年に設立された学術団体です。
看護倫理とは、看護専門職が責任や責務を遂行するための道徳的判断の基準のことです。要は看護職として良い在り方・行為、良くない在り方・行為の指針を示すものであります。
この看護倫理を体系的に構築しているのが日本看護倫理学会なのです。
令和4年時点で約900人の会員がいる組織のようです。
活動としては以下のようなものがあります。
・日本看護倫理学会誌の編集、発行
・看護倫理のガイドラインの立案、普及啓発活動
・学術活動の推進、研究助成の募集と選考
・看護倫理に関する情報収集、看護倫理に関する課題解決に向けた検討、提言
一般社団法人とは?
ちなみに一般社団法人とは 非営利の人の集まり・集団に対して法人格が与えられたものであり、社員に利益配当はできませんし、社員に報酬はありません。理事に理事報酬を与えることは可能であるようです。
一般社団法人は、一定の手続きと登記を経れば、許認可を得る必要がなく、誰でも設立が可能です。
日本看護倫理学会には医者も在籍している
看護倫理学会は、日本医学会連合に加盟しておらず、医学の専門家が集まる研究団体ではありません。先述したとおり、看護倫理の専門家が集まる研究団体であり、ワクチンやウイルスの専門家の集まりではないようです。
今回の緊急声明は、あくまで看護倫理の観点からの提言であると捉えたほうがよいのかもしれません。
ただ、このような緊急声明を上げるということは、やはり会員の中に医学的な知見を持っている方がいるのかもしれないと思いました。
日本看護倫理学会のホームページに「役員・代議員・名誉会員」の紹介があり、63名のお名前が載っておりました。
この人たちの名前を以下の「医師等資格確認検索」のサイトで検索してみて、医師の資格を持っている方がいるのかを調べてみることにしました。
職種、性別、氏名を入力すると、医師もしくは歯科医師の資格を持っている人の場合は登録年が表示されます。
このサイトで、役員・代議員・名誉会員の63人を検索してみたところ、10名が医師もしくは歯科医師の資格を有しておりました。もしかしたら同姓同名の方の可能性もありますが、医師が全く居ないということはなさそうです。
しかもこれはあくまで名前の出ている63名の中なので、会員900名の中にはもっと多くの医師がいてもおかしくないと思われます。
ワクチンやウイルスの専門家の集まりではないかもしれませんが、医学的知見を持っている人が在籍していることは間違いないので、今回の緊急声明も根拠があっての提言なのかもしれません。
この記事に関連した過去記事の紹介
以前、コロナ禍の時に「健康に関する名言50選」を紹介しましたので、興味がある方はご覧ください!
おわりに
今回は日本看護倫理学会について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナ禍は落ち着いたように思われますが、これからはインフルエンザのようにどうやって予防していくかというフェーズに入っているのかと思います。
少しでも安全なワクチンが普及してほしいと切に願っているので、日本看護倫理学会の緊急声明を受けて、医学界がどのような対応をとっていくのかに注視していきたいです。
本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!