こんにちは!ブログ主のみつおです。ブログを書いていると日々のニュースに気をかけるようになりますね!
先日、草津白根山の入山規制が一部緩和されて、人数限定で湯釜見学ができるようになったという記事を投稿ました。
ただ9/9にこの喜びを打ち消すニュースが出ました。湯釜見学が中止になってしまったとのことです。
すでに予約も埋まっており、多くの人が久しぶりの湯釜とのご対面を心待ちにしていたと思いますが、どうして中止になってしまったのでしょうか。
湯釜見学中止についての草津町の発表
草津町のホームページにて湯釜見学の中止が公表されました。
発表によると、2024年6月9月9日の午後2時に気象庁が、草津白根山の火山活動が高まっているとして、「噴火警戒レベル1、活火山であることに留意」との予報を継続したうえで、以下の事項を新たに追加したとのことです。
気象庁の追加発表(簡易的にまとめ)
1.火山活動の状況
湯釜付近では、5月下旬以降、火山性地震がやや増加しており、6月頃から噴気の化学成分比に活発化を示す変化が認められる。傾斜計による観測でも、6月頃から湯釜付近の地下浅部を膨張源とする緩やかな地殻変動が始まっている可能性がある。2.防災上の警戒事項等
湯釜火口から概ね500mの範囲では、ごく小規模な火山灰等の噴出の可能性があるため、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないように。また、湯釜火口周辺では火山ガスの噴出がみられ、その周辺のくぼ地や谷地形などでは高濃度の火山ガスが滞留することがありますので注意するように。
これらの火山活動状況の情報を踏まえ、草津町は安全面を第一に考え、9月25日から10月末日までの間に予定していた全ての湯釜見学を中止にしたとのことです。
湯釜見学が始まる直前でこの気象庁の発表ということで、気象庁としても後から責任を追及されるようなことが無いように先手を打ってきたという感じなのでしょうか。
当たり前のように見られたものが明日は見られないかもしれないということを私たちは肝に銘じておかないといけないですね。
新たに湯釜見学が企画されるかについて
草津温泉観光協会の福田俊介事務局長は「安全が第一とのことなので、今後の動向を見ながら来年度以降の実施に期待したい」と話しており、また湯釜見学が企画されるかどうかは分からない状況ですね。
それでも百名山ハンターとしてはいつか大手を振って草津白根山に登れる日が来るのを心待ちにしております。
おわりに
今回は草津白根山の湯釜見学が中止になってしまった記事について紹介しました。相手が火山という自然の脅威であるので、安全第一にするのは当然ことかと思います。
実は草津白根山は本白根山が噴火する直前に行く予定があったのですが、急用が入ってそちらを優先してしまったんですよね。行きたい山には行けるときに行っておくというのをこれからは徹底したいなと思います。
本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!