こんにちは!ブログ主のみつおです。夏の終わりが近づいてきてしまい寂しく感じています。。
この夏は黒斑山、三頭山、燧ケ岳に登山に行きました!なかなか週末の天気が安定せず、思ったように山に行けなくてもどかしい思いをすることが多かったこの夏ですが、登れた山はどれも素晴らしく、総じて楽しい夏登山を満喫できたと思います!
特に尾瀬の燧ケ岳は去年、一昨年と悪天候で中止となっていたので、今年こそはと意気込んで臨んだこともあって、念願かなって尾瀬の地を踏むことができて大満足でした!
燧ケ岳に行った際は『温泉小屋』という山小屋に宿泊したのですが、この小屋が設備、食事、景色ともにとても素晴らしかったのが印象的でした!
ということで今回は尾瀬の『温泉小屋』に泊まった際のレビューと感想を紹介したいと思います!尾瀬に行かれた際の参考にしてもらえればと思います!
温泉小屋へのアクセス
温泉小屋は尾瀬の北西部の以下の場所に位置しています。アクセス方法はいくつもありますが、今回は御池駐車場から裏燧林道に入り、3時間ほど尾瀬の森の中を進んでいくルートにしました。
NHKの日本百名山でこのルートが紹介されていて、絶対に行きたいと思っていたんですよね!!
登山当日、まずは御池駐車場まで車で向かいます。温泉小屋の人からは16時までに到着するように言われていたので、のんびりと歩くことも考慮して11時頃御池駐車場を出発できるようにしました。
11時頃に御池駐車場に到着です。お盆休みの前半だったので駐車場が満車になっていて停めらない可能性もあるのではないかという懸念もあったのですが、いざ行ってみるとまだまだ比較的空いていて余裕で駐車できました。
駐車場の奥にある登山道の入り口から裏燧林道に入っていきます。
林道を少し進むとTHE尾瀬ともいえるような湿原の中の木道が現れました!!これが観たいから尾瀬に来たとようなものなので嬉しいですね。
ただこの日の木道歩きは序盤のこのシーンだけで、あとはずっと静かな尾瀬の森を歩くことになります。
尾瀬の森の中って不思議なほど虫やカエルの声が聞こえてこなくて、たまに鳥の鳴き声が聞こえるだけの静謐な空間でした。
夏真っ盛りだったので虫とカエルの大合唱になるかと思っていたのですが、あまりの静かさに心が洗われてしまいましたね。
さて、林道を3時間ほど歩くとお目当ての温泉小屋が見えてきました!!森の中に突如現れた立派な山小屋に心躍りつつ受付に向かいます。
温泉小屋に泊まっての感想
温泉小屋の外観と内観
温泉小屋は本館と別館から構成されており、林道側にあるのが本館、奥にあるのが別館となります。
こちらが本館
こちらが別館
受付は本館で済ませます。この日は友人と一緒に来ており2名個室をとっていたので13,750円を支払いました。温泉小屋は大人数の雑魚寝の部屋はなく基本的には必ず個室なのがいいところですね!
この日は別館の予約だったので、受付後に別館に向かいます。別館に入り綺麗な渡り廊下を歩いていくと、この日の宿泊地に到着しました。
他の部屋がどうなのかは分かりませんが、けっこうゆったり目の畳敷きの和室でした!!窓の外には尾瀬の森が見えて、川の流れの音がほのかに聞こえてきて、とても良い雰囲気ですね!!
布団やハンガーもきっちりと準備されており、都会のビジネスホテルと遜色ないような充実ぶりです。山奥でこんなところに泊まれるのですから小屋の人には感謝です。
コンセントもあるので充電もちゃんとできますよ。
温泉小屋名物の温泉
さて、荷物を整理したら温泉に入りに行きます!!温泉小屋と名前を冠するのですから期待していきます!
温泉の名前は赤田代温泉で、23.6℃のカルシウム硫酸塩冷鉱泉を加熱しているそうです。 美肌効果のあるメタケイ酸、さらに肌をツルツルにするカルシウムイオンが豊富に含まれています。切り傷、皮膚病、動脈硬化などにも効果があるとのこと。
鉄分多めということで、浴室に入ると心地よい鉄臭さがお出迎えしてくれました。山奥の小屋なので水はドバドバ使えないので、蛇口とシャワーでちょびちょびと水を出しつつ身体を洗っていざ温泉に浸かります。
程よい温度に調整された温泉は、ここまで歩いてきた身体の疲れを吹っ飛ばしてくれました!!山奥で入る温泉ってなんて贅沢なんでしょうか。温泉を口に含むと鉄分多めの苦みがありましたね。
この日はお客も少なくしばし貸切風呂を堪能させて頂きました!!
お洒落なカフェテラス「SEASONS」
温泉から上がった後は、17時の夕食まで少し時間があったので外のカフェテラスでのんびりすることに。
本館の前にはお洒落なテラスカフェ 「SEASONS」があります。テーブルとイス、ソファーとパラソルが設置されており、本館で飲み物を注文した人だけここに座ることができます。カフェは17時まで営業しています。
この日の登山は終わったので、せっかくですのでお酒を頂きます。尾瀬の景色を観ながら飲むお酒最高ーーーー!!
小屋から見える尾瀬の景色はこんな感じです。本当に幸せな空間ですね。
夕食とお弁当
カフェでのんびりと過ごしていたら、17時頃に館内放送で夕食の準備ができたとの連絡が。ということで食堂がある別館に戻ります。
食堂に入ると10組ほどの宿泊客がいらっしゃいました。この日の夕食はヘルシーだけど食べ応えのあるメニューでした。ご飯もお代わりができたので、大満足の夕食です!
翌日の朝食は、食堂で食べるか、朝早く出発する人はお弁当を前日に渡してもらえます。我々は朝5時に出発する予定でしたので、お弁当にしてもらいました。夕食後、小屋の人がお部屋まで持ってきてくださりました。ありがとうございます!!
売店
夕食も食べ終えて、寝るまで時間もあるので、小屋の外で景色を観ながら談笑することに。やっぱりお酒とつまみが欲しいよねということで別館にある売店でお買い物です。
お酒の他にもTシャツやタオルなどの雑貨も売っています。売店の営業は15:30~18:30とのことです。お酒とTシャツを買い、早速尾瀬Tシャツに着替えて、小屋の外で夕景を観ながらお酒を飲みました。
次の日は5時出発なので、日が暮れたら部屋に戻り早めに寝ることに。明日の燧ケ岳登山に向けてしっかりと休みます。お疲れ様でした!!
温泉小屋の宿泊予約について
温泉小屋の宿泊予約は電話のみとなります。以下の温泉小屋のサイトに記載のある電話番号に電話をかけて予約します。
https://oze-onsengoya.com/
予約の際には、名前、携電話番号、入山ルートと出発時間を伝えましょう。
電話の受付時間は8:00~19:00で、繁忙期の土曜、祝祭日の前日は12:00~翌日10:00まで電話が繋がらないみたいです。実際に繋がらなかったです。
温泉小屋サイトのカレンダーに予約状況が書かれていたりするので、泊まりたい方はチェックしてみてください!!
料金は以下の通り。少し高めですが、一泊の価値ありなのは間違いないです!!
おわりに
今回は、尾瀬の『温泉小屋』に宿泊したレビューと感想を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
尾瀬の宿泊というと見晴地区の山小屋やキャンプサイトが有名かと思いますが、この温泉小屋も負けず劣らず素敵な山小屋でした!
尾瀬に登山に行くという方は、是非この温泉小屋も宿泊地の候補にしてもらえればと思います!皆様の尾瀬旅が素敵なものになることを祈っています!
夏が来れば思い出す♪っていう曲は尾瀬のことをうたっているそうですね!本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!