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走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

実は逆効果!?マラソン前日にしてはいけないこと4選!!

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マラソン大会はランナーにとって、日々の鍛錬の成果を確かめる闘いの場です。

 

辛い練習を乗り越えて辿り着いたからこそ、少しでもいい記録を出したいと思うのはランナーにとって当然の心境かと思います。

 

ただこれをすれば良いタイムが出るだろうと良かれと思ってやったことが逆効果になってしまうこともあるので注意が必要です。

 

今回はランナーがマラソン大会の前日にやってはいけないこと4選を紹介します!!

 

参考文献は以下の書籍です。この本の内容と私自身の経験談を元に解説していきます。悔いのないマラソン大会を過ごすための参考にしてください!!

 

 

 

前日に無理なトレーニングはしてはいけない

これは本当にやってはいけないことですね!!

 

絶対に前日にキツめのトレーニングをすることはやめてください!!

 

マラソンは長い期間の積み重ねがいい結果を生み出すのです。前日に付け焼刃の練習をしたところでタイムが縮むことは絶対にありません!!!

 

マラソンで高負荷の練習をして効果があるのは、3週間前、遅くても2週間前まででしょう!!それよりも大会日に近い日にキツい練習をしても疲労が抜けきれない状況で大会に出ることになり、逆にタイムが遅くなってしまう可能性があります。

 

前日に焦って練習をしたところでデメリットのほうがはるかに大きいのです!!

 

ましてや焦って練習することで怪我のリスクもあります。大会が近づいてきたのなら、もう潔く諦めてしっかりと身体の調整に努めるほうが賢明です。

 

大会が近づいてきたら軽めのジョグに切り替えて、疲労がたまっていない万全の状態でレース本番に臨めるようにしましょう!!

 

一夜漬けダメ絶対!!

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慣れていないマッサージは受けてはいけない

よくアスリートの密着映像とかで、選手がマッサージを受けているシーンを見ることがありますよね。疲労回復や可動域をを広げるために受けており、トップアスリートの身体のケアとしては必要不可欠なものかと思います。

 

でもそれを見た一般のランナーが、「マッサージは身体のケアにいいもの」という固定観念を持って、大会前日に慣れていないマッサージにいくのは大きなリスクをはらんでいます。

 

みなさんは揉み返しというのをご存知ですか?

 

マッサージなどの施術によって筋肉に過度な刺激が加わることによって、筋膜や筋繊維が損傷し、炎症を起こし酷い場合だと内出血を起こすことがあります。

 

その結果、マッサージを受けたのに逆に筋肉が固くなったり、筋肉痛のような痛みが生じてしまう可能性があります。

 

どんな熟練のマッサージ師でも、初めての患者が相手だと、どの程度マッサージをしたらどれくらいの揉み返しが起こるかというのが分からないのです。

 

何回か担当して施術を重ねていく中で、患者の筋肉の特徴を把握して、適度なマッサージをすることができるようになるのです。

 

なので「明日マラソン大会だから、初めてだけどマッサージを受けてみよう!」なんて軽い気持ちで施術を受けると後悔する恐れがあります。

 

もちろん、マッサージ師さんと相性がよくて、揉み返しも起きず身体の疲労も取れる場合もありますが、それは賭けのようなものになってしまうでしょう。

 

なので専属トレーナーや掛かりつけのマッサージ師などではない場合は、安易に施術を受けない方が得策です。

 

どうしても受けたいという場合は、翌日にフルマラソンがあることを伝えて、走るために使う筋肉をあまり刺激しないようにお願いしておきましょう。それでもリスクはありますけどね。

 

とにかく前日に慣れていないことをやるのは逆効果の可能性があるのでご注意を。

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前日だけの過度なカーボローディングをしない

マラソンが好きな人ならカーボローディングという言葉をご存知でしょうか。

 

カーボローディングは、「マラソンの前に炭水化物をたくさん食べる」という単純なイメージを持っている人もいるかもしれませんが、本来はもう少し手順が必要です。

 

まず炭水化物を接種する量を極端に減らして、糖質が枯渇した状態を意図的に作ります。

 

その後大会1週間くらい前から炭水化物を摂る量を一気に増やすと、身体が糖質を吸収する力が高まるというものです。

 

このようにして糖質の吸収力を高めることで、マラソンを走り切るエネルギーを身体に溜めるのがカーボローディングの狙いです。

 

なので前日にパスタやご飯をたくさん食べるだけ、というのはカーボローディングではないのです。むしろ逆効果にもなり得ます。

 

体内では、摂取した糖質1gに対して水3gが吸着します。そうすると体内の水分量が増えて必然的に体重が増えてしまいます。

 

体重が増えると走るために必要なエネルギーも増えてしまう上に、重い身体で走ることで間接への負担も大きくなり怪我を誘発する恐れもあります。

 

カーボローディングは普段から栄養管理をきっちりしているアスリートが実施するからこそ大きな効果あるものであり、一般ランナーで専門の栄養士やトレーナーがついていない人なら過度なカーボローディングをする必要はないといえます。

 

ただ過度に食べることは逆効果になり得ますが、炭水化物を普段よりも少し多めにするくらいなら良い効果もあります。

 

普段お茶碗1杯のご飯を食べている人は、1杯半にしたり、パスタを普通盛りから大盛りにしたりなど、身体の負担にならない程度にしておきましょう。

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長時間熱めのお風呂に入らない

マラソン大会の前日に長時間熱めのお風呂に入るのは避けた方がいいといえます。

 

リラックスしたい、身体をほぐしたい、練習の疲労を少しでも取っておきたい、などいろいろな目的があると思いますが推奨できません。

 

熱いお湯に長時間浸かると体温は急激に上昇します。

 

身体が温まると、筋肉の柔軟性が上がって身体がほぐれている感じがしますが、その一方で異常に体の温度が高くなると防衛本能が働いて、身体を冷やそうとする働きが生じます。

 

そんな冷えた状態ですと筋肉の粘性が高くなり、場合によっては筋痙攣をおこしやすくなり、マラソン自体に悪影響を及ぼす恐れがあります。

 

前日はぬるめのお風呂に短時間入ってリラックスし、お風呂を出たらすぐにストレッチするといった調整をするのがよいでしょう。

 

熱めのお風呂に入るのは、マラソン後のご褒美にとっておきましょう!!

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おわりに

マラソン大会の前日にやってはいけないこと4選を解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

 

実はやってしまっていたということはありましたでしょうか?

 

良かれと思っていたことが実は逆効果で、マラソンに悪影響を及ぼしていたら本末転倒ですし、今までの苦労が報われませんよね。

 

しっかりとした知識をもって、万全の準備をして、最高の状態でマラソン大会に臨めるようにしましょう!!!

 

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!