みなさんは登山はいつ行っていますか?多くの人が休みの日に行っているのではないでしょうか?。(ここでいう休みとは土日祝のことです)
私ももちろん休みの日に行くことが多いのですが、実はけっこう気に入っているのが「平日登山」です!
まあ言うなればただ単に平日に休みを取って行く登山のことです。「わざわざ休みをとってまで登山に?」という人もいるでしょう。でもコレがけっこう楽しいんですよね。ただその楽しさの裏には危険も合わせ持っているのです。。。
ということで今回は平日登山のメリット・デメリットについて紹介していきます!
平日登山のメリット
人が少ない解放感
平日登山のメリットと言えばまずはこれ!!休日に比べ圧倒的に人が少ないです!
登山をする人って都会の喧騒を離れて静かな自然の中で過ごしたいという考えの人が多いと思うのですが、人気の山は普通に登山客が多くあんまりのんびりできないこととかありますよね。
でも平日登山はかなり人が少ないです!!山頂の景色を独り占めなんて普通にできます。歌だって歌い放題ですよ笑
山小屋が空いている
平日登山だと山小屋も比較的空いています。人気の山小屋だと寝る時に1枚の布団で2人寝るとかありますよね。まあそこまで行かないにしてもけっこうぎゅうぎゅう詰めで寝るなんてことがあると思います。
平日登山だとそんな心配いりません!以前八ヶ岳に平日登山をした際に、硫黄岳山荘に宿泊したのですが、登山客は私を入れて3人でした笑。
そんな人数なんで夜寝るときもあんまり気を使わずに済みましたし、少ない人数なのでけっこう喋ったりして仲良くなりましたね。
絶妙な背徳感
これは完全に個人的な感想ですが、みんなが働いているときに山登りしているのって絶妙な背徳があってワクワクしますね笑
まあ労働量で言うと登っている私のほうが多いのでしょうが、みんながアクセク働いている中で、大自然の中で趣味を満喫しているのってなんかゾクゾクします笑
平日登山のデメリット
トラブルの時、周りに人がいない
ここからはデメリットです。良い点と悪い点は表裏一体ですが、人が少ないということは、何かトラブルがあった時に周りに助けてくれる人が少ないということです。
どんなに気を付けていても予期せぬトラブルというものは起きるものです。怪我、自己、遭難などあらゆる可能性を考慮しなければいけません。
登山は基本自己責任ですが、時には登山客同士の助け合いも必要だと思います。人が少ない時というのは助けてくれる人の絶対数がまず少ないのです。
以前とある山で平日に登山をした時に膝が痛くなり全く動けなくなってしまったことがありました。その時は1時間くらいその場で安静にしたらなんとか下山できる程度には回復したのですが、その時は1時間の間誰一人通過しませんでした。
山奥だったので圏外でしたし、もしあのまま動けなかったらと思うと....ちょっとゾッとしますね。
人が少ないというのは山を満喫できる最大のメリットでもありますが、危険度も格段に跳ね上がるということを認識しなければいけませんね。
登山口へのアクセスが通常時に比べ少ない
けっこう見落としてしまうのがこの、登山口へのアクセス方法の減少です。
都会でもそうだと思いますが、平日と休日のダイヤって違いますよね。登山口へのアクセスはバスを使うことが多いと思うのですが、平日だと運行していないことがたまにあります。
生活の足として利用されているバスだとあまりそういうことは無いのですが、「登山バス」みたいな名前のついている路線だと休日の登山客のために走っていることがあり、平日は運休、もしくは本数が減っていたりします。
バスがあるからきっと大丈夫という感覚で、きちんとした調べせずに行って、現地に着いてバスが無くて立ち往生してしまうなんてことが過去にありました...その時は気合で登山口まで1時間半かけて歩きましたが、大幅に工程が来るってしまいましたね。
ネットに上がっている他の人の登山レポートも休日登山をしている人のものが多いので、「お、バスで行ったんだ。じゃあ私もこれに乗ろう」と簡単に考えていくと、現地で慌てふためきますよ笑。きちんと調べていきましょう。
帰りが帰宅ラッシュとかぶる
これが地味に嫌なところなのですが、登山を終えて都心に戻ってくるとちょうど仕事を終えたサラリーマンの帰宅時間とかぶるんですよね。。
みんなスーツを着てる中で1人ゴリゴリの登山装備って若干気恥ずかしいという気持ちがありますね笑。まあもうあまり考えないことにしてますが。
まとめ
いかがでしたでしょうか?平日登山に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
平日登山は山の魅力を存分に味わうことのできる一方で、危険性も増すと感じています。しっかりとした準備をして安全を最大限に確保して楽しい山行にしてくださいね。