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走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

ストレスから素早く回復する柔軟な心を作る3つの方法!レジリエンスを鍛えて心豊かに生きよう!

ストレスに強い人って、いつも前向きで溌剌に見えて羨ましいですよね。

 

窮地に陥った時、失敗をしてしまった時など人はストレスを感じて、そのストレスから避けようとしたり、問題の前に委縮してしまいます。

 

ストレスに強い人が、重圧がかかる場面でも臆さず前向きにぶつかっていく姿を見て、「あの人は生まれつきストレスに強い性格なんだ...私とは違うんだ...」と思ってしまう人もいるかもしれません。

 

実は、ストレスに強い人は、ストレスから回復する力「レジリエンス」が高く、ピンチの局面を心の柔軟さによって乗り越えているのです。

 

そして「レジリエンス」とは先天的なものではなく、トレーニングによって高めることが可能です。

 

この記事では、ストレスから回復する力「レジリエンス」を鍛える3つの方法について解説していきます。 

 

 

レジリエンスとは?

レジリエンス(resilience)とは、困難な状況、プレッシャーがかかる状況において働く心理的プロセスのことで、ストレスからの自己的治癒力を意味します。

 

ストレスで気持ちが落ち込んでしまったときに、心を前向きな方向に回復させる力です。

 

大事なのは「ストレスを感じなくする力」ではなく「ストレスから立ち直る力」です。

 

ストレスを跳ね返す鎧のような防御力ではなく、ダメージを回復してくれる心の免疫力というイメージです。

 

このレジリエンスは、今現在ストレスに弱いと感じている人でも高めることが可能です。

 

レジリエンスが高い人の特徴

レジリエンスが高い人は、どんなストレスがかかる環境下でも適応する能力が高く、仕事や人間関係などで様々なストレスにさらされても上手に対応することができるようになります。

 

あなたの周りにいる「デキる人」は、間違いなくこのレジリエンスが高いことでしょう。

 

仕事や人間関係において、ストレスが全くない環境は存在しません

 

大なり小なり、みなストレスを抱えて生きています。

 

そんな中で、ストレスからいち早く立ち直る力を身につけていることは、周りから一歩抜け出す大きなアドバンテージとなるでしょう。

 

レジリエンスを高める3つの方法

 

自己効力感を高めるために、小さな達成体験を積み重ねる

小さな成功体験を重ねることで、自己効力感を高めることがレジリエンスの向上に有効です。

 

自己効力感(Self-Efficacy)とは「自分ならできる」という有能感のことを指します。

 

自己効力感が高い人は、プレッシャーのかかる場面でも「自分ならできる!」と思えますし、失敗してしまった場面でも「自分なら次は失敗を活かせる!」と考え、ストレスから来る気持ちの焦り、落ち込みから早く回復することができるのです。

 

そのためにも、本当に小さなことでもいいので、達成体験を積み重ねることが大切です。

 

・1日10分間運動する

・今日は30P読書する

・少し早起きする

 

このような毎日の小さな達成目標をチェックリストとして実行するのも効果的です。進捗を表で管理したりするのもいいでしょう。

 

※私は以下のように毎日の行動をチェックリストにして実行しています。

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日々の小さな積み重ねにより、達成体験を繰り返していくことで自己効力感が高まっていきます

 

物事をポジティブに考えるクセをつけて、心の回復を助ける

レジリエンスとはストレスからの回復力ですので、気持ちの回復を妨げるネガティブな考え方は極力避けなければいけません。

 

ネガティブな人は、自分の思い込みによって物事を必要以上に悲観的に捉えてしまい、結果としてさらにネガティブになるというネガティブスパイラルに陥りがちです。

 

負の連鎖を断ち切るために意識的にポジティブに考えるクセをつけることが効果的です。

 

・あの人と比べて自分はダメだ... ➡ 自分も努力してスキルを身につけよう!

・どうせうまくいかない... ➡ やり方を変えてみたらうまくいくかも!

・つまらない失敗をしちゃった.... ➡ 取り返しのつかない失敗をする前に気づけてよかった!

 

自分の思考をコントロールし、ポジティブに考えるクセを身につけることができれば、どんなストレスに対しても焦ったり、落ち込んだりせずに適切な対応をとることができるようになっていきます。

 

小さなことにも感謝の気持ちを持つ、柔軟な思考を身につける

レジリエンスを高める為には、落ち込むような場面でも、常に良かったことを見つけられるような柔軟な思考を持つことが重要です。

 

そのために有効な方法が、毎日感謝したことを3つ書き留めるという方法です。

 

ほんの小さなことでもいいです。無理やりでもいいです。

 

・今日も1日元気に過ごせた

・夕飯のお味噌汁が美味しかった

・店員さんが優しかった

 

こんな小さくて見過ごしてしまうような当たり前のことを当たり前だと考えずに感謝する習慣を身につけることで、思考の柔軟性が高まり、レジリエンスが向上します。

 

また感謝の気持ちは、免疫力を高めたり、人間関係における潤滑油となることがわかっています。

 

そして感謝することは自分の人生の満足感を高めたり、気持ちの落ち込みを軽減しポジティブ思考を強めるといった効果もあります。

 

レジリエンスを高めて、楽しい人生を送ろう!

レジリエンスは、日々の小さな行動や思考の積み重ねによって高めることが可能ということです。

 

①小さな達成体験を積み重ねる

②物事をポジティブに考えるクセをつけて、心の回復を助ける

③小さなことにも感謝の気持ちを持つ、柔軟な思考を身につける

 

この3つのポイント意識して、日々の生活習慣に取り入れることで、レジリエンスを確実に高めることができます。

 

レジリエンスを高めて、ストレスを素早く対処できる強いアナタになりましょう!

 

 

本日も拙いブログを読んで頂きありがとうございました!!!Have a nice run!

 

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