登山が好きなあなたは、『山小屋があって助かった!!』という経験をしたことがありませんか!?
また山小屋で過ごした楽しい思い出を持っている方も多いでしょう!
しかし、コロナウイルスの流行による外出自粛の影響で、全国の山小屋が営業存続の危機に瀕しております。
今こそ、登山を愛する者一人一人の気持ちと力を結集し、クラウドファンディングで山小屋を支援しませんか?
この記事では、登山客の激減・登山道閉鎖等により営業に苦しむ山小屋を支援するためのクラウドファンディングの概要と、申請方法について紹介します。
支援名称:山小屋エイド基金
運営:大和渓谷社
支援額:3,000円から
支援先:本基金に賛同し、分配先となっている山小屋に均等に分配
期限:8/13日まで
リターン: お礼状、「山と渓谷」に名前の掲載など
この『山小屋エイド基金』は、一口3,000円というお手頃な金額から支援を開始することができます。
集まった支援金は、本基金に賛同し、分配先となっている山小屋に均等に分配されます。
支援をした方には、登山雑誌の山と渓谷に名前が掲載されるという登山好きとして名誉な特典があります。その他にも金額によって、お礼状や特製ステッカーもついてきます。
また、これまで山小屋から受け取ったものに対する感謝の気持ちを表現することができるでしょう!
そして、登山文化の拠点となる山小屋を支援することが、未来の自分達の登山ライフを守ることにも繋がります!
それでは以下で詳しく紹介していきます。
なぜ山小屋をクラウドファンディングで支援したいのか
まずなぜ私が今回このような記事を投稿したのかというと、以下の2つが理由です。
①今まで山小屋を使わせてもらったことへの感謝をこめて
②これからの登山の未来を守りたい
今まで山小屋を使わせてもらったことへの感謝
私も登山歴6年となり、今まで数多くの山行で山小屋を利用させていただきました。
日帰り登山の時は、トイレを使わせてもらったり、飲料水を補給させてもらったり、緊急避難させてもらったりと、多くの場面で山小屋に助けてもらいました。
丹沢登山のときに、飲料水が底を尽き、ふらふらになりながら進んでいた私の前に出現した檜洞丸直下の山小屋さん。
あそこで飲料水を購入できなかったら正直危なかったです。感謝してもしきれません。
また宿泊登山のときに泊めさせていただいた山小屋には、美味しい食事と、暖かい寝床、他の登山者との交流の場、朝夕の域を飲むような絶景を見る機会を与えていただきました。
八ヶ岳の硫黄岳山荘さん、会津駒ヶ岳の駒ケ岳小屋さん、槍ヶ岳の槍ヶ岳山荘さん。
印象に残っている登山の多くは、山小屋で過ごした時間がセットになって思い出されます。全て大事な思い出です。
今まで山小屋からもらったたくさんのことに対して、感謝の意を形で示したいというのが一つ目の理由です
登山という文化の未来を守りたいから
そして2つ目の理由が、登山の未来を守るためです。
山小屋があるのは登山者のため、そして山小屋がある山域の環境保護のためです。
山小屋がないと、宿泊を要する山域への登山の難易度が跳ね上がり、そういう山は一部の上級登山家だけがいける閉鎖された山になってしまうでしょう。
そうすると登山が取っつきにくいものとなり、登山文化の裾野を狭めてしまい、ゆくゆくは登山文化の衰退に繋がる恐れがあります。
また山小屋は、その山域の環境調査、植生保護、登山道整備などの活動の拠点です。この拠点がなくなることは、その山域に人の手が入る機会が減ってしまい、ますます人が踏み込みづらい場所となってしまうでしょう。
そうなるとその山域での登山の文化は廃れていってしまいます。
自然にとってはそちらのほうがいいかもしれません。
しかしここまで読んで頂いているのは登山好きの人だという認識で言わせてもらいます。「大好きなこの山や、あの山に登れなくなるなんて嫌だ!!」
登山好きのエゴです。でも登りたいんです。山が好きだから。
山に安心して上れるための拠点を支援し、登山文化の未来を守りたい。それがクラウドファンディングでの山小屋援助を呼び掛けている2つ目の理由です。
クラウドファンディングによる山小屋支援の具体的な申請方法
それでは冒頭に紹介した『山小屋エイド基金』を通じたクラウドファンディングの具体的な支援方法について説明していきます。
①以下のサイトからログインしてください。
②「プロジェクトを応援する」をクリックします。
③ 会員登録をしてください。メールアドレス、もしくはSNSで登録が可能です。
④必要情報を入力してください
⑤支援コース(金額別)を選択してください。
私は、10,000円の『思いっきり応援コース お名前クレジット&特別編集記事PDFほか』にしました。 追加金額の上乗せもできるようです。
⑥支払い方法を選択してください。
⑦決済情報、個人情報を入力してください。
⑧「この内容で応援する」をクリックしたら支援完了です!
「山と渓谷」に名前の掲載を希望する方は、掲載の際の希望名を入力します。私はもちろん「みつお」にしました。
⑨これにて支援完了です!!
登山が好きな気持ちが、山小屋を救い、自分たちの登山ライフを豊かにする
私は決して山小屋の回し者ではありませんが、山小屋を支援したいと本気で思っております。
山小屋は、『行ってお金を落とす』という支援が難しいです。
だから今はクラウドファンディングのような間接的な支援方法が有効だと感じています。
今までの山小屋に対する感謝、そして未来の登山ライフが豊かなものであるために山小屋には登山文化の拠点であり続けてほしいという祈りを込めて、みなさまのクラウドファンディングへのご協力をお願いさせて頂きます。
宜しくお願い致します。