SHIINBLOG

走り出した足が止まらない!

あなたの趣味と生活に彩りを!

【2020年の目標】フルマラソン:サブ3 、 ハーフマラソン:サブ1.5、 5km:16分切り

『日本人なら知っておきたい神道』を読んで。日本人らしさのルーツは神道にあり!

※この記事は2020年5月2日に更新しました。

 

 この記事は以下のような考えを持っている人へ向けて書いています。

 

『日本人なら知っておきたい神道、に書かれていることの概要が知りたい』

  

『神道・日本神話の歴史について学びたい』

 

『日本人らしさのルーツってどこにあるの?』

 

はじめまして。

自宅に神棚を設置してから家でもキリッとした気持ちで過ごせるようになりました、ブログ主のみつおです。

 

本の紹介2回目となる今回の1冊は、 武光 誠 著『日本人なら知っておきたい神道』です。

f:id:mitsuo716:20200501070403j:plain

 

 

 

 

『日本人なら知っておきたい神道』を読むと得られること

  

・日本で発展した神道が、他の一神教と異なり『人間中心の宗教』であることを学べる

 

・日本の国家運営の中で、神道が国内支配の方法の一つとして利用されてきた過程が分かる

 

・日本人としてどのように神道と向き合っていくべきか、神を祀る際の作法などを勉強できる

   

【要約】『日本人なら知っておきたい神道』の17個の重要ポイント

 

仏の教えは「法」で、神信仰は「道」とされたのだ。

 

P24

 

神道は、神を中心とするものではなく、人間を中心とする宗教である。神を信仰する者がいるから、神が存在するのだ。

 

P31

 

「人間の良心に全幅の信頼をおく人間中心の宗教」これが神道である。神道は空虚な宗教論(神学)をもてあそぶのではなく、人間のありのままの姿をふまえた信仰なのである。

 

P50

 

教会で心静かに礼拝する西洋のクリスマスは、明らかに日本のそれとは別物である。つまり、「お祭り好きな日本人が戦後になって、クリスマスという新たな日本の祭りをつくった」と考えるほかない。キリスト教の宗教行事まで日本化していく神道の柔軟さはいったいどこからくるのだろうか?

 

P86

 

縄文人は多くの精霊のなかの自然界を構成する「地・水・火・風」の四大精霊を特にに尊敬する気持ちを持つようになった。(中略)古くは平等であった精霊のあいだに序列が導入されて生き、それが古代の神道へと発展していった。

 

P90

 

縄文人のあいだでは(土器を作れる)火の信仰が強かった。ところが、弥生人は火よりも稲を育てる太陽と水の恵み重んじるようになった。

 

P90

 

高天原信仰が整備されたのちには、格の高い天津神は人びとが行けない空の上の高天原におり、格の低い国津神は山にいて、人びとが生活する集落を見下ろするとされるようになった。

 

P95

 

七世紀の朝廷は、天皇(大王)の支配を強化するのに、神道を用いようとした、しかし神道の教えを、人々を統制する法に転用することはできない。そこで、朝廷は中国から「律令」という法を借りてきて国内支配の強化を図った。そのため中国の律令に記された儒教的祭祀(天地の神の祭り)のあり方にならって、国内の神の祭りにたいするさまざまな規定がつくられた。 

 

P97

 

そしてこの時期から神道の外形が仏教にならって整えられていった。寺院を真似て神社が作られやがて仏像、仏画の形をまねた神像や神の肖像画が作られるようになった

 

P105

 

古代人は、「自分達は多くの神々の働きによって生かされている」という考えを持って生きてきた。そこで豊作を祈る祭りが、彼らの最大の関心事となった

 

P116

  

大名は浪人になっていた旧家の武士などを神職にして社領などの収入で生活させ、神社の祭りを請け負わせることになった。古くからの豪族でこの時期に戦国大名に敗れたことによって専門の神職になったものも少なくない

 

P124

  

金儲けなどの様々な個人的な願いを叶えてもらおうとする人々によって、福の神としての稲荷などの様々な流行神が祀られることになった。

 

P130

  

参道の中央は神が神殿と人間が生活する世界との間を行き来する道だとされる。そのため神社を参拝する時には参道の中央を避けて参道の端を歩かなければいけない

 

P154

  

神職になるには資格を取る必要がある。各県の神社庁が行う講習と実習を受けて試験に合格すれば誰でも神職の資格を取ることができるが、この試験がなかなか難しい。東京の國學院大學の神道文学部と伊勢皇學館大學の神道学科で4年間学んで卒業すれば明階を取得できる。また各地に神職養成所がありそこで学べば高校卒業後1年もしくは2年で神職の資格を取れることができる。

 

P167

  

 二拝二拍手一拝とは、まず頭を軽く二度下げた後に両手を大きく開いて二度拍手する。その後に頭を深々と下げる。願い事のある者はその時に心の中でそれを述べる。神前の拍手は左右の手のひらをわずかにずらして行う。

 

P172

  

元は健康を願って子供たちに与えた神前に供えた餅のお下がりが、お年玉と呼ばれていた。しかし今お年玉の名で現金を与えるようになった。

 

P210

  

日本にはこれまで述べてきたような多くの神道に基づく儀式や年中行事が開かれているが、それらは全て神と人とが共に楽しもうとする考えに基づいて作られた。それゆえ古代以来受け継がれた日本の伝統行事の多くは、形式的な堅苦しいものではなく誰にも親しみやすい親戚や近隣の交流の場となったのである。

 

P215

  

【実践】今日から始める3個の行動指針 

 

神道を堅苦しいものとは捉えず、身近にいる神様と触れ合うための場だと考えるようにする 

 

自然を大切にし、人間を大切にする神道の考えを胸に刻んで生きていく 

 

日本古来の神々について更なる知識を得る為に古事記や日本書紀への教養を深めていく

  

今回の書籍情報

【書籍名】日本人なら知っておきたい神道
【著者名】武光 誠
【出版社】河出書房新社
【出版日】2020年3月20日
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】神道の歴史を知りたい、日本人らしさの根源を探りたい
【キーワード】神道 祭り 日本人らしさ
【頁 数】217P
【目 次】

1章:神の国はいかに誕生し、根づいてきたか

2章:日本人の中に生きる”八百万の神”の系譜

3章:様々な宗教を受け入れる神道の懐の深さ

4章:朝廷成立、尊王攘夷・・・神道が果たした役割とは

5章:建物、神職、穢れと祓い・・・神が降りる地の神秘

6章:祭祀と参拝に込められた知られざる意味とは

7章:死とは何か?生とは何か?神道の行事が教えるもの