SHIINBLOG

走り出した足が止まらない!

あなたの趣味と生活に彩りを!

【2020年の目標】フルマラソン:サブ3 、 ハーフマラソン:サブ1.5、 5km:16分切り

今の時代でも学歴は大事か?【知恵袋回答③】

知恵袋回答の第3回目です。

 

今回取り上げるのは、「行った大学名が一生を左右するのですか」という質問です。

 

 

私は「一生を左右することはないが、学歴が高いと人生の節目で有利に働く場面は確かにある」と考えています。

 

それではその理由を3つに分けて述べていきます。

 

①学歴が就職や出世に与える影響がまだ大きい

②学歴は誰にでも分かりやすい信号になる(シグナリング理論)

③学歴が良いと他の面も良い人だと思ってもらえる(ハロー効果) 

 

 

学歴が就職や出世に与える影響がまだ大きい

日本でも平成から令和へと進む中で社会の価値観というのは少しづつ変革していっていますが、学歴社会という考え方はまだ残っており、人生の節目において影響を及ぼすシーンも少なくありません。

 

例えば就活をやっていると耳にする「学歴フィルター」です。

 

大手企業は新卒採用にいて大量の学生からの応募を受けています。大手とはいて新卒採用に関わる人事担当者は数名しかおらず、応募者一人一人を吟味している余裕はありません。

 

そこで大学名で足切りすることで採用活動を効率化します。学歴によって説明会に行く機会すら与えられないというケースもあります。

 

また大手企業や官僚組織では同大学のOB・OG同士の繋がりである「学閥」という集合体もまだ影響力を持っています。

 

官僚の世界では東京大学出身者、医療界では慶応大学出身者、銀行では一橋大学出身者のネットワークが強く、就職や出世などに少なからず影響力を持っています。

 

学歴は誰にでも分かりやすい信号になる(シグナリング理論)

ある人物を採用する際に「あの人は真面目で誠実という評判」「この人は部活に一生懸命に取り組んでいた」などということを聞かされても、それが本当なのかどうかは分かりませんよね。

 

ただし「あの人は東京大学出身」「この人は医学部卒」という肩書はこの上なく分かりやすいインパクトを与えます。

 

2001年にノーベル経済学賞を受賞したカナダの経済学者マイケル・ペンスが提唱した「シグナリング理論」という学説があります。

 

シグナリング理論とは「情報の非対称性がある場合に、情報を持っている側が持っていない側に情報を開示する、という行為を信号(シグナル)」とした考え方のことです。

 

分かりやすく新卒採用に当てはめて考えます。

 

情報を持っている側:学生

情報を持っていない側:企業の採用担当

 

情報を持っている側の学生は、エントリーシートに自分の経歴を記入し企業に提出します。

 

企業は優秀な人を採用したいと当然考えますが、応募してくる学生の能力というのは、実際に一緒に働いてみないと正確に把握することはできません。

 

そこで企業側は、応募してきた学生が優秀か否かを判断する際の情報として「学歴」という情報を重視します。

 

一流大学卒だからといって仕事の能力が高いかは分からないが、この大学に入学し学位を取得するだけの能力はあるということは分かるので、それを判断の基準とするのです。

 

このような企業側の考えに呼応して学生側でも「企業に自分の優秀さをアピールする手段」として高学歴という肩書きを得ようとします。

 

つまり「学歴」という分かりやすい信号(シグナル)を発信し、企業側はそれを受信するという構図が今の学歴社会を作る一因となっているのです。これがシグナリング理論を学歴という観点から見た時の考え方です。

 

学歴が良いと他の面も良い人だと思ってもらえる(ハロー効果)

学歴があると対人関係でも有利に働く場面があります。

 

「ハロー効果」を知っていますでしょうか?

 

これは「ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象」のことを言います。

 

つまり何かの面において強い良い(悪い)印象を持っている人は、それ以外の面でも良い(悪い)印象を持たれるということです。

 

世の中には高学歴だけど仕事ができない、性格が悪いなどという人はいくらでも存在しており、本来「一流大学を卒業している」ことと「仕事ができる」ことには関係はありません。

 

ただしハロー効果によって「一流大学を卒業しているなら、きっと仕事もできるはずだ」、「あの大学に入学できたなら真面目で素直な性格をしているだろう」と、学歴とは本来あまり関係の無い内面の部分もポジティブに捉えてもらえる場面があります。

 

まとめ

最初に述べた意見「一生を左右することはないが、学歴が高いと人生の節目で有利に働く場面は確かにある」という意見の理由を紹介しました。

 

【3つの理由】

①学歴が就職や出世に与える影響がまだ大きい

②学歴は誰にでも分かりやすい信号になる(シグナリング理論)

③学歴が良いと他の面も良い人だと思ってもらえる(ハロー効果)

 

学歴が全てではありませんが、学歴が良いことにより仕事や対人関係で確実に有利になる場面が訪れます。

 

ただしそれにあぐらをかいていると「使えない高学歴」認定されてしまうこともあるので、それに耐えられるプライドを持っていない人は、堅実な努力と謙虚な姿勢は一生求められ続けますのでご注意を。

 

f:id:mitsuo716:20200329091551j:plain