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駒澤大学陸上部『大八木弘明監督』の経歴は?被パワハラ問題に揺れる名将の実績に迫る!

日本陸上界に衝撃のニュースが走りました。大学駅伝界の名門「駒沢大学」陸上部の大八木弘明監督氏が、学長や同大OBから辞職勧告を受けたことがパワハラにあたるとして大学内監査室に告発をしたとのことです。

 

駒沢大学陸上部といえば、陸上界の超名門です。箱根駅伝では幾度とその実力を見せつけてきたので、マラソン好きでなくても知っている人も多いかと思います。近年は若干成績がかんばしくなく、今回の件はその影響も少なからずあるかもしれません。

 

ただ監督が選手にパワハラをしたのではなく、監督がパワハラを受けたというのは珍しいケースですね。

 

さて今回はパワハラの件ではなく大八木監督という人はいったいどういう人物なのかという点に焦点を当てて紹介していきます!

 

 

大八木監督の経歴

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プロフィール

まずは簡単なプロフィールの紹介です。

 

名前:大八木弘明(おおやぎひろあき)

生年月日:1958年7月30日(60歳)

出身地:福島県河沼郡河東町(現・福島県会津若松市河東町)

【略歴】

福島県立会津高田一中学校
福島県立会津工業高等学校
小森印刷(現・小森コーポレーション)
駒澤大学経済学部2部(夜間部)
ヤクルト
駒澤大学陸上競技部監督(現在)

 

陸上選手としての経歴

 大八木監督は中学生の時から陸上競技を始めて、中学3年時には全国大会3,000mの部で5位に入っています。高校に進学後も陸上を続けたものの高校1年の時に足を疲労骨折し、その後1年間はあまり走ることができず、実績を残すことができませんでした。

 

そのため勧誘してくれる大学もなく、家庭の事情もあり大学進学を諦め、陸上部の顧問の先生の紹介で小森印刷(現・小森コーポレーション)の陸上部に入部しました。全日本実業団駅伝では入社4年目にして、エースがが集まる区間を任されるほどに成長をしました。

 

ただ一方で『箱根駅伝を走りたい』という夢も持ち続けており、24歳の時に小森印刷を退職し、駒澤大学経済学部2部(夜間部)に入学しました。昼は川崎市役所で働きながらだったので、陸上練習・勉強・仕事をこなすというハードな生活に身を投じたのです。

 

念願の箱根駅伝には3回出場しています。

・第60回大会(1984年) 5区(20.7km)1時間12分41秒(区間賞)
・第61回大会(1985年) 2区(22.7km)1時間11分43秒(区間5位)
・第62回大会(1986年) 2区(22.7km)1時間10分00秒(区間賞)

 

大学卒業後は、実業団チームのヤクルトに入団し、コーチ兼選手としての実業団選手人生を送りました。

 

そして1995年4月から母校・駒沢大学陸上部のコーチに就任することとなったのです。

 

駒澤大学陸上部での指導実績

駒沢大学に復帰後は以下のようにステップアップしていきました。

・1995年4月にコーチに就任

・2002年4月に助監督に就任

・2004年4月に監督に就任

 

駒澤大のコーチに就任した際に、選手の学生寮に妻を呼び、選手たちのために朝・昼・晩の三食の食事を作らせたという話は有名ですね。選手のコンディション管理と意識改革を行った結果、陸上部の成績はみるみると伸びていきました。

 

またグラウンド外での走り込みの練習では、軽トラックに乗った大八木監督がが選手の後方からついて行き、スピーカーを使って大声で怒鳴るというのが、TVでもよく取り上げられています。このイメージがある人は、パワハラ問題と聞いて、ついに大八木監督もやっちまったかと思った人もいたのではないでしょうか笑

 

では指導者に就任してからの、駒沢大学陸上部の成績を『大学3代駅伝:箱根駅伝、全日本大学駅伝、出雲駅伝』に絞って見ていきましょう。

箱根駅伝

 

総合優勝:6回

(往路優勝:6回、復路優勝:9回)

 

復路優勝の方が多いのは、終盤の区間でも有力選手を送り込める選手層の厚さを物語っていますね。

 

2018年箱根駅伝では12位となり9年ぶりにシード権を逃すという結果でしたが、10月に行われた箱根予選会では1位となり再び箱根を走る権利を勝ち取りました。

 

 第72回(1996年) : 総合12位(往路10位、復路15位)
第73回(1997年) : 総合6位(往路11位、復路優勝)
第74回(1998年) : 総合2位(往路2位、復路2位)
第75回(1999年) : 総合2位(往路優勝)
第76回(2000年) : 総合優勝(往路・復路完全制覇)
第77回(2001年) : 総合2位(往路4位、復路4位)
第78回~第81回(2002年~2005年) : 総合優勝(4連覇) 
※第80回(2004年) : 通算2度目の往路・復路完全制覇。
第82回(2006年) : 総合5位(往路2位、復路11位)
第83回(2007年) : 総合7位(往路7位、復路7位)
第84回(2008年) : 総合優勝(往路2位、復路優勝)
第85回(2009年) : 総合13位(往路15位、復路7位)
第86回(2010年) : 総合2位(往路8位、復路優勝)
第87回(2011年) : 総合3位(往路5位、復路3位)
第88回(2012年) : 総合2位(往路4位、復路2位)
第89回(2013年) : 総合3位(往路9位、復路優勝)
第90回(2014年) : 総合2位(往路2位、復路2位)
第91回(2015年) : 総合2位(往路4位、復路2位)
第92回(2016年) : 総合3位(往路3位、復路3位)
第93回(2017年) : 総合9位(往路5位、復路11位)

出雲駅伝

 優勝:3回

 

2018年は箱根予選会に出場するため、出雲駅伝への出場を見送っています。やはり大学の花形は箱根駅伝なんですね。

 

第9回&第10回(1997年&1998年) : 優勝(2連覇)
第11回&第12回(1999年&2000年) : 3位
第13回(2001年):2位
第14回&第15回(2002年&2003年) : 3位
第16回(2004年) : 2位
第17回(2005年) : 4位
第18回(2006年) : 5位
第19回(2007年) : 4位
第20回(2008年) : 2位
第21回(2009年) : 10位
第22回(2010年) : 3位
第23回(2011年) : 2位
第24回(2012年) : 5位
第25回(2013年) : 優勝
第26回(2014年) : 中止
第27回(2015年) : 3位
第28回(2016年) : 5位
第29回(2017年) : 7位

全日本大学駅伝

 優勝:12回

 

2018年は出雲駅伝に出場できない分、『箱根駅伝2019予選会、全日本大学駅伝2018箱根駅伝2019での総合優勝で2.5冠を狙う』という目標でしたが、結果としては4位でした。残すは箱根駅伝のみなので、1.5冠をとってほしいですね。

 

第29回(1997年) : 4位
第30回&第31回(1998年、1999年) : 優勝(2連覇)
第32回(2000年) : 2位
第33回&第34回(2001年&2002年) : 優勝(2連覇)
第35回(2003年) : 4位
第36回(2004年) : 優勝
第37回(2005年) : 3位
第38回(2006年) - 第40回(2008年) : 優勝(3連覇)
第41回(2009年): 7位
第42回(2010年): 2位
第43回~第46回(2011年~2014年): 優勝(4連覇)
第47回(2015年): 3位
第48回(2016年): 4位

まとめ

大八木監督が指導者に就任後、駒沢大は、大学3大駅伝で合計21回の優勝をはたしています。素晴らしい実績ですね。間違いなく大八木監督の手腕がなした結果であると言えるでしょう。

 

今回のパワハラ問題の結果が駒澤大学陸上部、そして大八木監督自身にどのような影響を及ぼすかはまだわかりませんが、今後の陸上界にも必ず必要な人だと思いますので、真実がきちんと明らかにされることを願う限りであります。