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走り出した足が止まらない!

趣味とは、仕事に疲れた時の癒し、そして長い老後の最良の友。 いわば人生のオアシスである。(酒井正敬)

パスポートと航空券の名前が違うと飛行機に搭乗できない!?どう対応すればいいのか?

※この記事は、2020年5月9日に更新しました。

 

・飛行機搭乗時のトラブル解決策が知りたい

・海外旅行のトラブルの話が聞きたい

 

この記事は、そんな考えを持っている人へ向けて書いています。

  

2018年9月のことですが、シドニーマラソンに出場するためにオーストラリアに行ってきました。

 

海外旅行は人生で2回目ではあったものの、初めての時は大学生の時の卒業旅行でありツアーで行ったので、自分で航空券からホテルまで予約をして海外に行くのは初めてでした。

 

 今回はそんな海外旅行ビギナーの僕が、飛行機の搭乗に際して起きたトラブルについて紹介したいと思います。

 

同じビギナーの人は同じ悲劇を起こさないように参考にしてください。

 

 

 

パスポートの名義と航空券の予約名が違うと飛行機に乗れない!?

今回のオーストラリア旅行の飛行機の予定は以下の感じでした。

 

【行き】

羽田空港

  ↓>>ANA便

シドニー空港

  

【帰り】

シドニー空港

  ↓>>タイ国際航空便

スワンナプーム空港(バンコク)

  ↓>>ANA便

成田空港

  

日頃の陸マイラー活動のおかげで、オーストラリア往復分のマイルは溜まっていたので、チケットはANAの国際特典航空券で予約をしました。

 

希望の日程だと帰りの便がどうしてもトランジットを挟むことになってしまったのですが、まあそこまで大きな問題ではないかなと思いそのまま予約をして、いざ当日を迎えました。

 

羽田空港の搭乗手続きで止められた

初の1人海外旅行に胸を弾ませながら、いざ羽田空港の搭乗手続きに向かいました。

 

受付にて、「パスポート」「特典航空券の予約画面を印刷した紙」を渡して、チケット受け取って手続き完了....のはずだったのですが、受付のお姉さんがなんかザワザワとし始めました。。。

 

『少々お待ちください』と言われて、後ろの上司っぽい人とと話したり、分厚いマニュアルを読み始めたり、どこかに電話をかけたりし始めました。。。

 

予約に不備はないことは出発前に何度も確認していたので、どうしたんだろうなーと思って待っていました。

 

5分後、受付のお姉さんのお言葉...

 

『パスポートと航空券のお名前の英語のスペルが違っています。。。今各部署に確認をとっておりますが、もしかしたらご搭乗できないかもしれません。もう少々お待ちください。』

  

なななななななんですとおおおおおお!!!!

 

パスポートの名義と、航空券の予約名の英語スペルが違っていた

どういうことだ!?、と思い、あらためてパスポートと航空券の名前を見比べてみました。

本名は出せないので仮名で説明しますとこんな感じです。

 

大田(おおた)さん

パスポート:OTA

航空券:OOTA

  

言われてみれば....

 

名前で母音が2音続く際の英語表記って日本だと統一されていないというか、どっちでも問題ないという感じがありますよね。

 

というか今まで困ったことがないので深く考えたこともありませんでした。

 

パスポートの名義は5年前にパスポートを取得した際に登録した英語スペルです。

 

航空券は今回、ANAの特典航空券を予約したので、4年前くらいにANAのマイレージクラブに会員登録した際の英語スペルでした。

 

まあこの時点では、ビックリしたものの『名前が違ってても、本人が今ここにいるんだし乗れるだろ』っていう風にかなり楽観的に考えてましたね。。

 

とりあえずシドニーに向けて出発はできたものの....

さらに10分ほど経過し、再び受付のお姉さん....

 

『行きの「羽田⇒シドニー便」と、帰りの「バンコク⇒成田便」はANA便ですのでご搭乗可能だということが確認がとれました。

 

ただし帰りの「シドニー⇒バンコク便」は他社(タイ国際航空)の便となりますので、現時点で間違いなく搭乗できるとは言い切れません

 

それでも出発されますか?』

  

おいおいおいおい...ってことは出発しても帰れない可能性があるってことですか。。。

 

搭乗手続きにいる人はANAの社員の人達だったので、ANA便については調整可能ですが、他社の便についてまでは保証しかねるとのことでした....

 

とはいっても準備万端で来ているので引き返すという選択肢もないので、とりあえず出発することにしました。

 

最後にお姉さんから...

 

『シドニーに着いたら、すぐにタイ国際航空のカウンターで搭乗可能かご確認して頂くのがよいかと思います。』

  

そんなこと言われても、今のこの状況を説明できる英語力なんてないのよ....ということでオーストラリア旅行は絶望の船出となったのでした。。

帰国のためにとった対応

 無事にシドニーに到着し、タイ国際航空のカウンターを見つけはしたものの、英語で話しかける勇気が出ずにカウンターの前を行ったり来たりを15分くらい続けていたのですが、結局諦めました。

 

それほどまでに僕の英語力は乏しいのです...

 

とにもかくにも日本語で事情を説明したいと思い、以下のように確認をとっていきました。

 

①日本にあるタイ国際航空のコールセンターに電話した

タイ国際航空で検索をしたら、どうやら日本事務局があるらしく、日本人向けのコールセンターがあるようでした。

 

ということで早速電話をしてみました。事情を説明し、帰りの便に乗れるか聞いてみたところ、電話のお姉さん...

 

『申し訳ございませんが基本的にはパスポートと航空券の名前が違っている場合は搭乗ができません

 

どうしても搭乗されたい場合は、別途新しくチケットを購入して頂く必要がございます。』

  

やっぱりそうですか....確か片道10万円以上するはず...

 

せっかく特典航空券で旅費を抑えたのにこんな出費が発生するなんて.....とほほ...

 

②日本にあるANAのカスタマーサービスに電話した

それでもまだわずかな望みにかけようと思い、ANAのカスタマーサービスに電話をかけてみました。

 

タイ国際航空にも電話をしてみてダメだったということを伝えて、それでもなんとかなりませんか?と悪あがきをしたところ、電話のお姉さん....

 

『事情は把握致しました。一度私の方からタイ国際航空の担当者と直接連絡をとって確認をしてもよろしいでしょうか?』

  

そんなことして頂けるのですか!!ありがたやありがたや....

 

祈るような気持ちで待つこと30分。。ANAのお姉さんより電話あり....

 

『タイ国際航空の担当者と連絡を取りました。

 

シドニー⇒バンコク便のチケットの予約名自体をパスポートに合わせる形で変更することを、タイ国際航空にご了承頂きましたので今回はご搭乗可能です。』

  

ありがとうございます!!!!!!なんとか帰国できるようになりました。。。本当にご迷惑をおかけしました。。ただし付け加えてお姉さんから...

 

『新たにeチケットを発行しお客様のメールアドレスに送付いたしますので、印刷をされたうえで搭乗手続きをなさってください。』

  

海外で印刷ってどうやってすればいいんだ??という問題がまた発生したわけですが、それについてはまた別の記事で紹介させて頂きたいと思います。 

 

※印刷問題については、以下の記事をご覧ください。

mitsuo716.hatenablog.com

 

おわりに

ということで無事に帰りの飛行機にも搭乗できたわけなのですが、一つ言っておきたいのは、これはあくまで運よく助けてもらった一例であるということです!!

 

今回は『ANAの特典航空券で予約をしていたので、ANAの方がかなり協力的に助けてくれた』に尽きると思います。

 

もし航空会社が違っていたり、特典ではなく通常のチケットだったりしたら、搭乗できていなかった可能性が高いと思います。

 

ですのでこれから海外旅行をしようと思っている方、特に海外旅行経験の少ないビギナーの方はくれぐれも、出発前にパスポートと航空券の名前に不一致が無いかを確認するようにしてください!!

 

それではよい旅を!!Bon Voyage!!

 

※シドニーマラソンのレポートです。よかったらご覧ください。

mitsuo716.hatenablog.com

 

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